【twst】 TIME OVER -第一節-【逆トリップ】【男夢主】 (ページ44)

今日:5 hit、昨日:35 hit、合計:2,206 hit

鈍感プランニング！！📚 ページ44

Aside.

皆のおかげで準備が素早く終わり、今は……

全員「「かんぱーい！！」」

疑似、なんでもない日のパーティーを開催した。苺タルト、キッシュ、洋梨のコンポート。そしてスイーツに限らず、肉、カレーなどご飯系も用意してお茶会と言うよりパーティーみたいになってしまったが……まぁいいか。楽しそうだし。

「先輩！これ美味しいです！！」
『良かった。上手くいっているようで何よりだ。』
「え！？コレ先輩が作ったんですか！？」
『そ、そうだけど……？』

すっごいです！私じゃこんなの出来ないです！、とキラキラとした眼差しでユウは俺に近づいて言う。近いっての！！こっちの身にもなれ！！理性爆発するんだけど！！←←

『はぁ……もう少し警戒しろ、バカ。』
「え！？なんでですか……ってちょっと！先輩！！」

俺はユウから逃げる様に他のケーキを探しに行く。後ろでユウが卑怯だ、とかなんて言ったんですか！、と騒いでいるが、そこは気にしないでおこうと思った。

I「あれ、A。お前なんか疲れてねぇか？」
『鈍感なヤツを相手にしたのと料理疲れだ。』
I「……察した。お疲れ。」

そうベンが言うと俺の頭を撫でる。

U「何してんの……」
I「お！リユ！部屋から出てきてたのか！」
『またこもってたけど……なんかあったのか？』
U「いや、特にはないわ。ただ少し患者の体調確認が詰め込まれてただけ……」←
『それヤバいやつじゃないのか？？』←

徹夜をしたのだろうか、リユには大きな隈が出来ていた。俺等の為に働いてくれて嬉しいと思うが、その一方で無理すんなと思う。本当、俺の周りの女性は無理するヤツ多すぎんだろ……と思いながら俺は紅茶を一口のんだ。

U「そういえばアンタ明日式典よね。その準備は出来てる訳？」
『流石に準備はしてあるよ……一発でとか突発とかは俺無理だし。それに……

I「忘れてた！！俺何すればいいんだっけ？」

……こんな風にならないようにはしてるよ。』←
U「あぁ……」←

なんで俺を憐みの目で見てくんだよ！！、とベンは怒る。その光景が前と同じで吹き出してしまった。笑いは収まりそうにないな……