【twst】 TIME OVER -第一節-【逆トリップ】【男夢主】 (ページ42)

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創作スイーツ！！📚 ページ42

5日目

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Aside.

pipipipipipipipi……
無機質な音が鳴り響く。それを俺は止めて伸びをする。

はぁ、今日もか……まぁ今日はまだ昨日よりまだマシな夢だったが……

『今日は……何しようかな……』

そうだ、今日は久しぶりにお茶会でもするかと俺は急いで着替えて調理室に急いだ。
前の材料残っていたかな、今日は何を作ろうか、と考えている内に目の前には目的地があった。

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Trey side.

朝早く起きると、実家と同じような匂いがする。
それにつられて歩いてみると調理室に辿り着いた。

『あ、トレイ君か。』
ト「Aさん……」
『俺が料理出来たんだってみたいな顔だな……』

失礼だなー、とAさんは手慣れた手付きで材料を混ぜていく。
少し気になって俺は厨房に乗っている材料を見る。

『何見てんのー……って、そっか。トレイ君の実家はケーキ屋さんなんだっけ。ハーツラビュル寮？ってとこは毎回のお茶会に出すし、大変だろうね。』
ト「えっと、知ってたんですか……」
『そんな緊張しなくていいよ。ま、知られたくなかったのならユウに言いな。ユウから皆の情報貰ってるからねー。』

流石に知ってても黒歴史とかは間違っても言わないから安心して、といわれ、俺はホッと息をついた。

ト「俺も手伝いましょうか？」
『お！いいの！？本当はこっち手伝って欲しいけどこれは譲れないから……』

そう言ってAさんはメモを取り出し、俺に渡す。
これは……ケーキに使う材料か？

『どうせならみんなでお茶会でもしようと思ってさ。今日は晴れてるし明るいしそれに"なんでもない日のパーティー"とかやってみたかったんだよね』

甘いの苦手な子用のとかカロリー気にしてる人もいるからその配慮もしないとな、と思っていた俺だが、メモにはそういう物も入っていて配慮の出来る人だなと思う。

『絶対重いと思うし、他の人と一緒に行きなよ？ベンも行けるっぽいから誘ってあげて。』
ト「分かりました。」
『それじゃ、俺は作業戻るねー。』

そう言ってAさんは厨房に戻っていく。

ト「とりあえず知り合いを誘うか……」

俺は皆のいる部屋を目指した。