【twst】 TIME OVER -第一節-【逆トリップ】【男夢主】 (ページ34)

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贖罪シンキング！！📚 ページ34

Aside.

全員-I&ユウ「「墓参り！？」」
I「せやで～。この国では伝統になっとるんよ。」

そう。今日は国全体で行う”死者の集い”と言う日だ。この国の戦争で亡くなった人は多すぎる。だから国で行事とし、ここまで平和になった事を祈る式典でもある。日本で言う平和式典ならぬものだ。

ジャミ「だからそんなに面白くないと……」
『君達の誰かが亡くなった訳じゃないし実感はわかないだろうしね。いつどこで戦争が起こるか分からないここで亡くなる人は大勢いる。その内の大半が俺が動かした兵だ。』

数人は刺客とかかな。と力なく笑う。周りを見ると真剣に聞いている表情がうかがえる。そんなに真面目に聞かなくてもいいのに。君達に関係は無いのに……優しい子達だなと思う。

『だから俺はここを一度抜ける。それは国民全員が知っている。だからここが手薄になると狙ってくる輩がいてな。だから気を付けて欲しいという事だ。』
リ「だから全員呼び出したんですね。」
『流石に自分の命に関わる事だし言っといた方がいいだろ？』

死に関わる事位国民にも伝えておきたい。死因不明なんて最悪なシナリオを踏みたくないからな。

リリ「……それはわしらは行ってもいいのか？」
『いいけど……つまんないと思うけど……それに俺も出るわけだし命に関わるよ？』
リリ「わしはいこうかの。」

俺は予想外の言葉に呆気にとられるしかなかった。