【twst】 TIME OVER -第一節-【逆トリップ】【男夢主】 (ページ24)

今日:23 hit、昨日:17 hit、合計:2,189 hit

思想サスペクト！！📚 ページ24

ユウside.

先輩何言ってたんだろ。もしかして私の事嫌いだった！？
そうかもしれない……私うざがられてたもんな……

ジャ「おい、おい！監督生！！」
「わ、……ジャックか。」
ジャ「A先輩が飯だって言ってたんだが……」

まぁ、先輩の事はまた考えよ！！そう思って立ち上がる。

「んー。まだ先輩達の事警戒している人っているのかな。」
ジャ「多分だが、レオナさんは警戒してる。同じ王族ってこともあるし……」
「王って言う称号って差もあるからか……」

レオナ先輩かぁ……確かに権力の差とかで嫌いかもしれないけど……
ツノ太郎よりはまだ嫌悪感は無いはず。

「他は……セべクとかもかな。」
ジャ「あぁ、マレウス先輩に何されるかわかんねえからか。」
「そうそう。」

先輩達はいい人なのになぁ……とは思うけどそんな2日3日で信じれるのが可笑しいか、とその言葉を飲み込んだ。

～

朝ご飯を食べ終わり、10時半になる。

「先輩方ー！！行きますよー！！」
マ「人の子か。呼びに来てくれて感謝する。」

ツノ太郎は会った頃から少し打ち砕けて前の堅い喋り方は無くなっていた。
でもまだ面影はあるんだけれども。

レ「ふあ～あ、寝みい……」
マ「キングスカラー、人の子を困らせるんじゃない。」
レ「あ”？草食動物ごときに……」

レオナ先輩は私が進級すると同時に4年生へとやっと進級した。
ラギー先輩が「やっとあの人進級させれた……」と言っていた。

レ「へぇ、草食動物がこんな獣共の所に来るなんてなぁ」
マ「おい。人の子、すまない。こちらは大丈夫だから他の所に……((『……何してんだ。』」

いつもより低音の声を出したA先輩に私は震える。
だが突然目の前が暗くなり、A先輩に抱きしめられたのだと理解した。

『大の男が女を囲んで言い合ってんじゃねえよ。』
レ「ほぉ？お前等ただの先輩後輩じゃねえのか？」

その言葉に私はドキリとする。
先輩は私の事をどう思っているのか、この答だけで察すことが出来るからだ。

『さぁ、どうだろうね。でも君達より付き合いは長いし、ユウの事は俺の方が知ってるから。……俺の大事な人いじめないでくんない？』

そう笑って先輩は私の手と先輩の手を絡み合わせる。
あぁ、全員来るようにはもう呼んであるから安心して？と先輩は言う。

『余り大人を揶揄うなよ？』

そう言って先輩は私の手を握ったままその場を離れた
……やめてよ、先輩。期待しちゃうよ、私。