【twst】 TIME OVER -第一節-【逆トリップ】【男夢主】 (ページ13)

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帰郷マジックサイクル！！📚 ページ13

ユウside.

『はぁぁ、取り乱して悪かった。』
「先輩本当に変わんないですね……」
『数十年で変わられたら困るんだが』

A先輩は本当に高価な物が苦手だ。自分で買うの以外にも敏感に反応してしまうらしい。

A先輩が咳払いをして息を吸う。

『……帰り方が分かった。』
ア「！本当ですか！！」
『あぁ、だがそれを用意するのに少しの時間を要する。』

そう言って先輩が資料を机の真ん中に置く。
私達はそれを覗いた。

『“魔法陣方転移魔法”から注釈した所、時空を抜けるには“魔法陣方時空転移魔法”を用いる。』
ジャミ「つまりその要する時間は魔法陣を書く時間ですか？」
『確かにそれもあるがここの世界の魔法陣は書くのはすぐに終わる。だがそれに魔力を込める時間が何日も要しなければならない。』

ベン先輩がもしかしてと呟く。

I「お前……また徹夜したのか」
『まぁ、一応。でも2時から寝たから睡眠時間は確保できた。』
I「ならいいんだけどさぁ……」

お前徹夜し過ぎで倒れんなよー？、とベン先輩が言う。
本当にここも変わらない。でも人の為というのが違う所だろう。

『たが、デメリットも付いてくる。それは……展開するまでの時間と展開した後時空を駆け抜ける間の時間が長い事だ。』