【twst】 TIME OVER -第一節-【逆トリップ】【男夢主】 (ページ12)

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格差ディスカス！！📚 ページ12

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A先輩に連れてこられたのは会議室だった。

ドアノブに力をかけて開けようとしたとき、『あ、お前の知り合い結構心配してたぞ』とA先輩が言った。

……心配されてたんだと柄もなく喜んだ。

『さて、行きますか。』
「はい！」

ｰｰｰｰｰ
No side.

騒がしい部屋がガチャリという音で入口に目線を向けた。

『すまない、待たせたな。』
「おまたせしました！」
エ「監督生！！」
デ「良かった……」

Aは窓に1番近い所に座ろうとするが目の前で立ち止まる。

『……おい、誰だ。この椅子高価なのにしたの。』

その椅子は先日使用人達が購入した物だった。
だがAはそれが気に入らなかったらしい。

Aは格差を嫌う奴だ。だからこそ高価な物に敏感だ。
高価な物を自分に買うくらいなら貧相な暮らしをしている人へという主義であるのでよく使用人とぶつかる事もある。

ぶつかり合い、死に至るまでの後遺症を負わされた使用人もいた。つまり高価な物はAにとって地雷なのだ。

＿＿だが……

I「あ、悪い。人数が多かったからそれしか椅子ねぇの」
『……じゃあ立つ。』
I「そうするとお客さん見下すね」
『……メイク椅子』
I「こんなとこにあるとでも？」
『……』

ベンのみが一人がAに言い返す事が出来た。
まぁ、ただの命知らずと言う奴なのだが。

『……今日だけだ。』
I「はーい。」

その言葉に使用人が肩を落とす。しかし

『紅茶もお菓子も格差無し、毒を入れた奴がいたら報告しろ。』

その言葉でまた緊張が走るのだった。

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追加設定

Aは高価な物が嫌い。

→元の世界では苦手意識のみだったが、国王となった今、高価な物が身の回りにあり、嫌いまで進歩した。