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朝日が昇って間もない刻
一人の少年が縁側でお茶を飲んでいた…
その少年の瞳は青く、髪は白に近い金色で、一目で日本の者ではないと分かる
湯呑みを両手で持ち、ふぅ…と息を吐く姿は異国の少年には似つかわしくない
「春になったとは言え、身体を冷やすよ」
少年の背後から不満そうな声が聞こえる。
「歌仙…おはよう、とても桜が綺麗だったからね」
少年は悪びれも無く微笑む。
歌仙は仕方ないと溜息を吐きながら、少年の隣に腰を下ろす。
「今のこの季節…本当だったら故郷に居たんだよ」
「なんだい…？故郷に帰りたいのかい？」
歌仙は不満そうな、少し寂しそうな顔で言う。
それに少年は笑う。
「僕は春が嫌いだったんだよ…。だけどね、この地で君達と桜を見る事が出来て好きになったんだ」
「君のそういう物言いは嫌いじゃないさ」
歌仙は満足そうに笑う。
「光栄です」
「ほら、暖かい格好をして朝餉まで待っていてくれ」
歌仙は少年がいつも羽織っている灰色のカーディガンを少年にかけた。
「今日の近侍は薬研だよね、粟田口の部屋に起こしに行こうかな？」
少年は面白そうに笑う。
「君…そういう所があるよね」
歌仙は呆れたように言う。
「とにかく、今日も無理はしないこと。体温は？」
「37.5度です」
「少し高いね…」
「普通だよ」
「君の平熱は？」
「35度弱です…」
「微熱だね、薬研に言うんだよ」
これが毎日の日課のようなもので、主である少年の熱を測る事で体調を確認するのだ。
審神者を始めた当初、疲労で少年が倒れたことにより薬研が勧めたことだ。
これにより、少しでも熱が高かったり、低すぎると1日の審神者としての仕事を減らすようになった。
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那智(プロフ) - どうぞ！あ、タメで良いですよ!!! (2017年5月9日 0時) (
レス) id: 3cf1030c36 (このIDを非表示/違反報告)
結桜(プロフ) - クロツル(那智)さん» あとTwitterもフォローさせてもらっても良いですか？>_< (2017年5月5日 1時) (レス) id: 46e50081e8 (このIDを非表示/違反報告)
クロツル(那智)(プロフ) - どうぞ！嬉しいです！ (2017年5月4日 19時) (レス) id: 3cf1030c36 (このIDを非表示/違反報告)
結桜(プロフ) - クロツル(那智)さん» ありがとうございます！拝見させてもらいました。すごく嬉しいので、小説の方に載せてもよろしいですか？ (2017年5月4日 12時) (レス) id: 46e50081e8 (このIDを非表示/違反報告)
クロツル(那智)(プロフ) - 描きましたので、ご報告に上がりました。Twitterの@kuroturu2113で出てくると思います。 (2017年5月3日 13時) (レス) id: 3cf1030c36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結桜 | 作成日時：2017年2月26日 1時
