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相変わらず黒マスク。
キャップも黒
サングラスは薄い青
表情は目でしか分からへん。
素直に受け取りメモを見てぐしゃっと潰してから彼は言うたん。
「マジにアイツ分からへん。」
いやいや、僕も後輩ですけど分からないですよ……小声で呟きたいんやけど言えへん。
「なんて？」
ママの言葉に遥さんは苦々しい口調で言うたん。
「師匠に会いに行くから3日留守にする。」
師匠？
僕はクビを傾げると遥さんは眉間に皺を寄せて言うた。
「ダンスの師匠。」
「あぁ。」
「ほんまお前ヤスの後輩？」
「僕はコールセンターの方でダンサーではないです。」
「そのツラでダンサーはちゃうな。愛想笑い満載なダンサーは最悪や。」
毒吐かれた。
心のダメージ食らった。
「3日……どこにおればええねん。」
え？
鍵は貰ってへんの？
そんな顔をするとママは席から離れる時に僕に教えてくれたん。
「遥ちゃん、鍵なくすからヤスも渡してないのよ。」
……ヤスの方がしっかりさん？マジびっくりだけど。
「お前はいくらでこの伝言渡し受けたん？」
見抜かれている！
えへへ
なんて笑顔見せたら「きしょ！」なんて猛毒吐き出されHP残りあとわずかの警告音聞こえている中……僕は素直に言うた。
「角煮まんじゅうとチーズケーキ。」
「……安上がり。」
更にダメージ食らう。
土産相場価格の安さに遥さんダメージ食らって向かいの椅子に座り込んだ。
「角煮まんじゅう結構なお値段ですよ？チーズケーキも高いし。」
「なんでそこにカステラが入ってない!」
「そこ？そこなんですか？」
「そこは大事だろ？角煮の味の濃い味を食って、チーズケーキもこってり、お口直し的にカステラがあって長崎銘菓軽く制覇できるんやで？」
「忘れていた……そこで軽い観光できちゃうんだ。」
「そこに佐世保バーガーとか長崎ちゃんぽんが入ったら尚最強だけどな。」
「そ、それ忘れていた。角煮まんだけでなく長崎ちゃんぽん！これももれなく付けるべきやった。」
僕的に失態!なんて思うて悔しがっていたらキョトンとした視線を向けているのは……遥さんやった。
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kkoyanagi(プロフ) - は〜い(^^ゞきながに待ってます (11月9日 8時) (
レス) @page50 id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2023年6月27日 16時
