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「普通やん。僕はさっきも言うた通りご無沙汰中。」
「その情報は先ほど聞きました。」
「だからマルは？」
「…………えぇ、僕ですか？僕は……どうでしょう？」
なんて誤魔化した返事をしたけどヤスはにんまり笑って言うねん。
「満足している……と。」
「ノーーーーン!!!!そんなの事は言うたらあかんて。」
「なんで？どっちがどっちなの？」
「は、はい？そんな、どっちがどっちなんてデリケートな事を。」
完全に遊ばれている感満載なんやけど。
「信ちゃんに怒られちゃうから絶対言えません、お口ミッフィーちゃんでお願いします。」
「えー、聞いても怒られないと思うけど。」
「僕が怒られます。」
「マルが怒られても僕は大丈夫。」
「いやいや、止めて。」
「ええやん。」
なんてくだらない話だけど、こんなデリケートな話題が出来るって相当やと思う。話すことができるって意外過ぎて僕は面白すぎてずっと笑っていた。
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「完全に遊ばれたな。」
なんて言われ僕は素直に頷いてしまう。
「ヤスはいい上司になれると思ったんだけどな。」
なんて呟いてからプルトップのいい音が聞こえる。
「入社した時からええ感じやったけど、どこかで道が変わったんか辞めてバイトになって今は好きな事しておる。これはヤスにとってはいいことだけど会社としてはいい人を手放したって感じやな。」
そんな言葉を言うてから缶ビールを飲んでテーブルに置く。
「楽しかったか？」
なんて言われ僕は素直に頷く。
「横山さんの彼女凄いんですね。」
「上司や。」
「信ちゃんの？」
「そう、上司。現在課長です。」
「すごっ」
「最年少で課長になって、まだまだステップアップしていくと思うで。あの２人はいい関係。」
なんて言われて僕の知らないことをまた更に知る。
「知らなかったからびっくりした。」
「ヨコはその辺りをあまり言うことしないから。ま……そこが良いんやと思う。」
信ちゃんが楽しそうに話しているのはほんまに見ていて楽しい。
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kkoyanagi(プロフ) - は〜い(^^ゞきながに待ってます (11月9日 8時) (
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2023年6月27日 16時
