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社会見学のような店の滞在。
無知な僕にママさんは色々教えてくれる。世の中にはぼったくりの店もあれば、明朗会計の店もあったりショーを見せる店もあったりと様々だと言うのを。会話をしているとヤスの恋人さんは表に出て
いる人でないと言うのは分かった。
「遥は源氏名。」
ヤスがそんな事をポツリと言うっとママさんは笑って付け加えたねん。
「店で仕事したいって面接来て即採用したけど、表に出ちゃいけないタイプだったのよ。」
それはどんな意味？？なんて表情をしていたんだろうな。ママさんは小さく笑って言うねん。
「会話が全くダメなの。人見知りなのか緊張なのか全くできなくてね。黙っていたら本当に美人で言うことないんだけど。」
勿体ない……そんな顔で言うのだから相当美人さんだったんだろうな。
「堅物やん。」
「あれはもう真面目だから仕方ないのよ。ウィットな会話が出来ないって難しいから。」
「いまでもやで？」
そんな事を言いながらヤスはお冷を飲んで大きなため息をする。
相当な重い人？
「なんでヤスおるねん。」
背後から聞こえる声
ママさんがにっこり笑って「遥ちゃん。」なんて言うねん。
後ろに立っている？
え？は？
ヤスは視線を僕の背後に向け言うねん。
「社会科見学。」
「誰の？」
「前にいる男。」
「はぁ？」
「前の会社の後輩。」
返事が聞こえなくなり、僕はゆっくり振り返ると真っ黒な服しか見えない。上に向けて視線を向けても……
「黒……真っ黒？？」
思わず出た言葉にヤスは爆笑しているし、ママさんも何度も頷いている。
「黒い人？」
視線をさらに上に向けると顔
マスクも黒
眼鏡出なくサングラス黒
肌が見えるのほんの少しやん。
え？人？
カオ〇シの親せきちゃうの？
「ヤスの後輩？」
微かに聞こえる声はこのカオ〇シからで僕はゆっくり頷く。
「威圧しておるって、初心者、マルル初心者な。」
「知らんて。」
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kkoyanagi(プロフ) - は〜い(^^ゞきながに待ってます (11月9日 8時) (
レス) @page50 id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2023年6月27日 16時
