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僕は合図してから喫煙スペースに行き煙草を取り出して銜えるとヤスは小さく笑って言う。
「アイツと同じ銘柄や。」
「相手さんと？」
「そう、メンソールは使いもんにならないと言う都市伝説を確認作業する。そう言うてメンソール吸っている。」
「…………そんな都市伝説しなくてええから。」
「そやろ？言う事めんどくさいねん。ええ男なんだけど、暗いねん。」
「暗いって言い方。」
「言うで？僕が好きで拾って付き合っている。」
ヤスはそんな言葉を言いながらベンチに座って息を吐き出してから煙草を吸い始めた。
ちょっとした悩み相談室の空気。
「そうや……マルル、暇？」
「暇？まぁ、終電まではまだ時間ありますから。」
「なら、付き合ってくれへん。」
「どこに？」
「アイツに会いに行こう。」
「はい？突撃彼氏にご対面の時間ですか？」
「そう、それ。」
大笑いしてヤスはスマホを取り出し時間を確認する。
「何の仕事をされているんです？」
素朴な疑問を投げかけるとヤスは数秒考えてから答えた。
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きらびやかな建物。たくさんのお姉ちゃんの写真が飾られているのは上のフロアに向かうためのエレベーターのエントランス。地下フロアに行く階段に飾られているのはメンズ写真。
ここは何の店？なんて、思われそうだけどお姉ちゃんは元々男で、メンズさんは元々女で……ややっこしさ満載のビルやなって思う。
ヤスに言われるまま行くのは上のフロア。ドアの前にいるのは物凄い美人さんがおってこちらを見てにっこり微笑んだ。
「やだ、ヤス〜いらっしゃい。」
野太い声……ギャップが激しい……
「遥、来ている？」
「遥ちゃん？来ているわよ？」
遥ちゃん？？
僕は初めて聞く名前にん？？そんな顔になりながらいるとヤスはドアを開けるとそこは物凄いきらびやかな世界が広がっていた。
ピンクと金色のキラキラな世界。
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kkoyanagi(プロフ) - は〜い(^^ゞきながに待ってます (11月9日 8時) (
レス) @page50 id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2023年6月27日 16時
