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高校卒業して何するわけもなく自由気ままなバイト生活にシフトしたのはよくある話。
大学なんて無理な頭。
専門に行く気もない。
やりたいこともない。
何となく日々自由に過ごす。
いつか【やりたいことが見つかったら即動きたい】なんてそうないのに、それを言い訳にしちゃって
自由気ままな生活をして親に心配はかけたまま。
僕と違って妹はもうしっかりしていて、自分の信念を貫き大学も国立に行き、勉学に励んでいるんだからほんま凄いって思う。
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「兄が兄だから？」
「それを言うたらあかん。」
仕事終わりの居酒屋でこれまた社員の横山さんと緩く飲んでいく。
「もう、マルもうちの社員になればええやん。」
「いやーでーすー。ブラック職種やで？むっちゃブラックな職種に勤めるとか無理。」
「そこでバイトしているの誰やねん。」
「ぼっくでーす。」
「ビール奢れ。」
「いやーん、横山さん酷い。」
「酷くない。」
なんて言いながらタブレットでさっさと注文するんだから鬼やと思う。
「ええと思うけどな。マルならいい仕事できそうやし。」
そんな事を言いながら置かれたつまみのホッケを食い始めている横山さん。
「なんて言うか、仕事の重み？バイトだとそこまでじゃないですか。」
「なんやそれ。」
「いや、なんかなーって。」
「バイトも大変やん。」
「でも、責任とかなると社員になるやん。僕にそんな重たいのは難しい気がするん。」
僕は冷えたポテトをモグモグしながらそんな事を言うと注文していたキンキンに冷えたビールが置かれ早々に飲んでから軽く頷く。
「大変やけどボーナスあるからな！」
「それ偉大や。」
なんてのほほんな返事を返した時やった。
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kkoyanagi(プロフ) - は〜い(^^ゞきながに待ってます (11月9日 8時) (
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2023年6月27日 16時
