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「俺はアイツやないし、会いたい言うて結局それなら俺は帰るで。」
一度は中に入ったけど、俺がドアノブに手をかけると同時に背中から抱きしめて言う言葉詫びの言葉。
「ごめん。」
「話がアイツの事ならごめんやで。アイツに会いたいなら別にそっくりな……」
こんなに力が強いなんて思いもせんやん。
壁に押し付けられ完全に……
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電車の音が聞こえる。
ここは駅真横のホテルやから聞こえて当たり前だって。
なんて一瞬違う事を考えるもすぐに現実に引き戻される。
体を揺らすのは俺で相手の頭を片手で押さえ俺は声を出したくなくて空いている手のひらで口を隠す。
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にげたい
この状況が自分でも理解できない
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逃げたい
くぐった声
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何が起きている?
何がここで……
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電車のブレーキ音と同時位にある部分に異様な熱を感じる。
「あ……っくっ……っ」
思わず出た声
俺が見せないように押さえていた手の力が抜け上目使いで見るその人の視線は獲物を捕らえたようなもので片手が臀部に触れる。
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瀬奈(プロフ) - うずら様 コメントありがとうございます。嬉しい言葉です。中だるみするかな?そう思いながら日々更新しています。これからも宜しくお願い致します (2022年12月2日 16時) (レス) id: e0d9c8d2ca (このIDを非表示/違反報告)
(名前)うずら(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます。わくわくが止まりません。 (2022年12月1日 17時) (レス) @page42 id: 916cc9618b (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです。まだ続きそうなのですが、これからもお付き合いくださいませ。 (2022年12月1日 15時) (レス) id: e0d9c8d2ca (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - いつも楽しみにしています。話の展開がワクワクしてきました。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月30日 19時) (レス) @page41 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀬奈 | 作成日時:2022年10月24日 16時