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最後の1輪を差し込み完了し、時間ギリギリやった。
演台の花と来賓の花4か所終わらせた。
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「出来るでしょ？」
なんて呑気な声が聞こえて振り返る顔面真っ青の叔父さんが座っているんだからびっくりよな。
「叔父さん、大丈夫なん?」
「なんとか。近くにい人生の先輩方が連続で乗っているのを見たら僕も大丈夫……なんて浅はかな考えで連続で乗ったらこの状況ですよ。」
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今どきのアラカンを舐めたらあかんって。足腰元気ならその辺の人より数倍強いでマジに。
「少し手直ししたら使えるものだらけ。」
なんてよろよろしながら演台に上がって花の位置を直していくのを見て安心して片付けを開始すると目の前に見えたのは革靴で視線をゆっくり上に向けると安堵した顔の茂ちゃんやった。
「忠義が出来るって剛に言われていても想像できへんかった。」
「出来るうちか知らんけど。」
「いや、出来ている。」
なんてきっぱり言われるけど俺はそう言うのはさっぱり分からないからこう返したん。
「見よう見まね。叔父さんの作業を何度か見ていたからそれで出来たから自分らしさとかないで？コピーみたいなもんやって。」
そう言うて空き箱にごみを入れていると小さい笑い声が聞こえた。
「コピーもありですよ。最初から完璧にできる人なんておらん、見様見真似からスタートもありです。そこに、自分らしさを入れてあげたら新たな作品になってしまう事なんていつもの事。」
なんて言うてから顔面真っ青の叔父さんは俺の前にしゃがみ込む。
「しんどい？」
「少しだけね。」
「体を休めたほうがええから、寝たほうがええよ。」
「そうします。」
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立ち上がるのをサポートした時に叔父の手が左手の時計の部分を掴む
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心臓が飛び跳ねる。
バクバクと急に脈が早まっていく。
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ベルトが微かにずれた部分に触れたのは叔父の指でなにかを悟ったような表情で俺を見ていた。
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瀬奈(プロフ) - うずら様 コメントありがとうございます。嬉しい言葉です。中だるみするかな？そう思いながら日々更新しています。これからも宜しくお願い致します (2022年12月2日 16時) (
レス) id: e0d9c8d2ca (このIDを非表示/違反報告)
(名前)うずら(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます。わくわくが止まりません。 (2022年12月1日 17時) (レス) @page42 id: 916cc9618b (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです。まだ続きそうなのですが、これからもお付き合いくださいませ。 (2022年12月1日 15時) (レス) id: e0d9c8d2ca (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - いつも楽しみにしています。話の展開がワクワクしてきました。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月30日 19時) (レス) @page41 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年10月24日 16時
