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流石に放置は出来なかった。
信ちゃんに連絡？
俺は連絡先の交換なんてしてへんし、以前貰った名刺は自宅にあるはず。
家にそのまま帰ったら？
そう言いたかったけど早朝4時に帰って玄関は開いてないのは目に見えてわかる。
「もう一度、信ちゃんの家に行くのは？」
マルちゃんにそう声をかけたけど、信ちゃんはまだ飲み会会場にいてこの件を言えないとか言い出す始末。確かに途中で抜け出して帰っているのに、鍵をなくしたで戻っても酔いつぶれていたら話にもならないのは経験上分かっている。親もこんな早朝に起きているわけもない。
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なぜかわからんけど口にしてしまった。
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「うちに来る？」
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バスなら300円もかからないのにタクシー割増料金で見事3000円オーバー。
歩くよりはいいか。
数軒並んだ家の角の家。
マルちゃんは上まで見上げクビを傾げて言う。
「中古に見えへん綺麗さ。」
「以前の持ち主は1年で売ったから。」
「え？1年で？？何かあったんです？」
「転勤で泣く泣く。って、聞いた。」
そう言葉をかけてから玄関を開ける。
静まり返ったその中を見てマルちゃんは「お邪魔します。」なんて言うけど誰も返事はしない。
鍵を置いてからいつも通りにリビングに入り明かりをつけるとマルちゃんは周りを見ていく。
いたって普通の部屋。
「もっとこう……派手なのかと思うた。」
誰だって思うそんな気持ちをポツリと言われて俺は苦笑いで返事をしてしまう。
「どんなイメージ。」
「だって、車がそうやん。外車がポーンってあったらそう思わへん？」
「あれは……前の店で客から貰ったのだから。」
「いやいやいや、前の店。その言葉の破壊力。高級車ですよ、それがシレっとあるのが凄い。」
「この家にはあんまり合わない車だけどね。」
なんて言うとマルちゃんは左右に首を振った。
「にあいまーす。」
とりあえずソファーにどうぞ。そう、声をかけてから以前貰った信ちゃんの名刺を引き出しから取り出した。
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瀬奈(プロフ) - ショーン様 スピンオフはいつか書きたいと考えてはいます。今回の作品は自分でも書いてい楽しくていつかスピンオフも書けたらいいな・・・と、考えてはいます。 (2022年4月23日 17時) (
レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - ますます面白い展開にワクワクしてます。出来ることなら個々のスピンオフ読みたいです。出来れば�埒�です。よろしくお願いします。 (2022年4月22日 0時) (レス) @page39 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2022年4月19日 16時) (レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - もうメッチャ面白いです！楽しみです。 (2022年4月17日 19時) (レス) @page32 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年3月28日 23時
