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自動ドアから出てきた声に俺は「信ちゃん、おはようさん。」なんて言うと信ちゃんは笑って言う。
「おはよう、どうした？」
「ちょっとね。今日はマルちゃん休みだったんやね。」
なんて言うと信ちゃんは笑って言う。
「週休２日だと日曜日と平日どこかに持ってこないとあかんからな。珍しく週の真ん中水曜日に休みやねん。」
「そっか。こんな時間になったからランチを食べたんよ。」
「美味いやろ？」
「びっくり。混雑する理由がよくわかった。」
傘にあたる雨粒がいつからか大きな音になったのに気づく。
「お客さん？」
背後から聞こえた声に入り口に立ち止まっていたことに気づいて俺は慌てて体をずらしてから言うた。
「すいません。」
「なんや、ヨコやんか。どうした？」
信ちゃんはそう言う。
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「珍しくヒナが見えたから。」
雨粒の音が聞こえ
ここにいるのは申し訳ない気がして「じゃあ。」なんて言うと信ちゃんは笑って言う。
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「気を付けてな。」
そんな声を聞いてから背後にいた人に会釈をして場所を譲るような形になる。高そうな靴……なんて思うてから視線を上に向けた時、背後にいた人も俺に会釈をしていた。
「マルが休み言うから呼び出されたん。暇ちゃうねん。」
「ゆうちんと映画！ゆうちん、飯！言うてたで、昨日。」
「俺は仕事しているねん。」
楽しそうな会話が耳に入ってくる。
ここはみんなが仲良しだから、中学の友達とか急に思い出していくんよね。
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あの頃は楽しかった。
何も考えずにアホな事ばっかして……
あの時間がずっと続けばいい
今になってそう思う
戻れへんからこそ……いい思い出になるのかもしれへん
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瀬奈(プロフ) - ショーン様 スピンオフはいつか書きたいと考えてはいます。今回の作品は自分でも書いてい楽しくていつかスピンオフも書けたらいいな・・・と、考えてはいます。 (2022年4月23日 17時) (
レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - ますます面白い展開にワクワクしてます。出来ることなら個々のスピンオフ読みたいです。出来れば�埒�です。よろしくお願いします。 (2022年4月22日 0時) (レス) @page39 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2022年4月19日 16時) (レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - もうメッチャ面白いです！楽しみです。 (2022年4月17日 19時) (レス) @page32 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年3月28日 23時
