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「いらっしゃい〜、大倉くん。」
マルちゃんの声が聞こえ傘立てにビニ傘を差し込んだときやった。
「誰？」
むっちゃ攻撃的な感じの声が聞こえて視線を向けるとバチバチの視線を俺に向けて来た。
「大倉くん、常連さんですよ。」
「僕は知らん。」
むうむうした口調で言われてもマルちゃんはいたって普通に「そうですね。」なんて言い返していつもの座る場所にお冷を置いた。
「いつものでええですか？」
「あ……お願いします。」
なんて言ってから突き刺さる視線に弱りかけていたらマルちゃんは笑って言うたん。
「気にしなくて良いですよ。もう少ししたら信ちゃん来て……」
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ドアが開きマルちゃんが言おうとする前に「やすだぁぁぁぁぁぁぁ！」むっちゃ低い声が聞こえた。
「うそ、信ちゃんこの時間から来るん？」
「はぁ？この時間から来るに決まっているだろ。お前はどの面でこの店に来た、は？言うてみろ。」
「え……マルルに会いに空港から直行して……」
「はーいー？空港だと？最初に声かけるのはマルやなくて俺ちゃうか？」
「そこは、ねぇ、マルぅ。」
「僕は知りません。」
スンって顔してそそくさと珈琲準備をしていく中、知っている人たちはいるようで笑いを耐えているお客さん多いのはなんで。この状況は結構なお約束なんですかね？周りを見ると妙に頷いている人数名いるからこれはお約束なんだとやっとわかる。
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「気にしなくてええですよ。信ちゃんと章ちゃん何時もの事なんで。」
「いつもの？」
あ、むっちゃ信ちゃんに謝っておる。
あ、何か出した。
信ちゃん懐入れた。
……コントかなにか？
「終わったん？」
「終わったで、ほんま安田は反省しない。」
「えぇぇぇぇ、信ちゃん酷い！」
「は？酷い？」
「すいません、僕の間違いです。」
ひぃぃぃぃ、信ちゃんのぎっらぎらの圧が飛び越えて俺の所まで来るってなんで。
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瀬奈(プロフ) - ショーン様 スピンオフはいつか書きたいと考えてはいます。今回の作品は自分でも書いてい楽しくていつかスピンオフも書けたらいいな・・・と、考えてはいます。 (2022年4月23日 17時) (
レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - ますます面白い展開にワクワクしてます。出来ることなら個々のスピンオフ読みたいです。出来れば�埒�です。よろしくお願いします。 (2022年4月22日 0時) (レス) @page39 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2022年4月19日 16時) (レス) id: 070125caaa (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - もうメッチャ面白いです！楽しみです。 (2022年4月17日 19時) (レス) @page32 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年3月28日 23時
