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「週開けたら12月って信じたくないんやけど。」
ノートパソコンを操作しながら言うと「カレンダー見て驚きました。」なんてタナカさんまで言い出した。こんな年末の忙しい時期入る前に店長は事故で2か月間の休養生活に入って副支店長と仲良く仕事を分けていく羽目になった。会議は前から出ていたけど、なんで日報まで俺が書かなきゃあかんねん。
「怖いは、去年と同じパターンだったら毎日がお祭りやで？」
「それ止めてくださいよ。」
タナカさんは笑って11月分の伝票をまとめていく。数人で手分けして作業をしていくんやけど、残業２時間以内を目標に作業をしていく中で新着メールの通知が見えた。
「呼び出しされるって怖いんだけど。」
そんな言い方をすると「本当にすいません。」深々頭を下げてきたのは倉田さんだっ本社でなく本店の会議室で待ち合わせして俺が入ってきて封筒を渡され俺は中身を見てすぐに誰か分かった。
「なにかあったん？」
「担当の方が大倉さんにどうしてもチェックして欲しいと言うので。周りがいい顔をしないの課長は知っていていまして、こっそり行って来いって言われました。」
申し訳なさそうに倉田さんは言うと、封筒から出して椅子に座って資料を眺めていく。
倉田さんは隣に座って無言でいるってなんか変な感じ。
「珈琲買ってきて。」
そう言うと「私が買います。」なんて言うけど、さすがにそれは困るって言うてお金を渡す。
「ブラックでしたよね？」
ちゃんと覚えているのが嬉しくて「正解。」って、言うと倉田さんは本店の休憩室を出て行く。シャーペンで補足を書いたり添付資料の事を書き足して、あの時話した内容を思い出しながらここに来なくていいように出来る限り自分の知っている事を書き込む。
気づいたときには珈琲が置かれてあった。
30分で確認と補足を終えてからやっと紙コップを手に取って飲んでから倉田さんに封筒を渡す。
「今後は俺に確認しなくても大丈夫だって担当さんに言うて。」
「分かりました。」
封筒を受け取った時に俺は時計を確認する。
LI〇Eも控えていた彼女が目の前にいる。
このままサヨナラするのも何か気が引ける。
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2021年1月18日 20時
