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まさか章ちゃんの予言が当たるとは思わなかった。
ドアを開けたら靴があって、リビング入って見えたのは缶チューハイ置いてパソコン弄っている人がいました。
「なんで来なかったの？」
むっとした口調で言うと「仕事。」なんて言うけど、酒飲みながらするもの？なんて思って隣に座ると一度こっちを見てから頭をポンポン叩いて
「おかえり。」
なんて言われたら……「ただいま。」そう返事を返すに決まっているじゃない。
「１時間前に帰ってきたんよ。時間的に間に合わへんから諦めた。」
「なら連絡してよ。」
「連絡したらラストまでいるって言うやん？」
バレバレです……章ちゃん。
画面を見ると数字が無数にあって一気に酔いが強くなりそう。
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「なにこれ？」
「売り上げ。」
恐ろしい数字が書かれていると思って、立ちあがろうとしたときに急に手を掴まれる。
「風呂は準備しているから。」
「なんでわかったの？」
「なんかそう思った。」
笑って言う言葉に私は頷いて「さすが。」なんて口にする。
クリック音
それとキー操作の音
心地よすぎる
「明後日、休みにしたから。」
「え？取れたの？」
「代わりの人がおったから休みにした。」
「結構うれしい。」
「休め言うたの美月やん。」
「休めへんしか言わない人に言われたくないしー。」
笑って言うと「そうやな。」ってすぐ返事をしてくれる。
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店舗経営をしていると休みがなかなか取れないのは知っているけど、この大変な時期に３店舗経営を
任されているる忠義が恐ろしい。
『俺は雇われ経営者で、事実上は侯隆な。』
とか、言うけど。
そう思えませんけど？
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2020年3月26日 17時
