検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:15,080 hit

70 ページ20

.

「舐めて。」



言われるまま私は従う
すぐにきつそうな忠義の声が耳元で聞こえる。







私の身体も少し前の行為で悲鳴を上げかけているはずなのに更に求め続けていて、奥底がずっと熱くて一瞬の刺激に背を反らし声を上げる。








「痛かった?」





「大丈夫……。」






.

何かが私の中で起きている








こんな感覚は未経験でこじ開けられていく感覚





.


「美月、平気なん?」








動く度に聞こえるその音は……どういう状況か私でもわかっている。







忠義が言おうとしている事も。





.



彼の熱を何度も感じながら、私は……深く堕ちていた。









.






.







スマホを鳴らした人は章ちゃんだった。







高校のいつものメンツと忠義と会ったことを教えるために……内緒にすることができへんって。
休憩時間にスマホを見ながらどうやって返事を返すか何度も悩んで、書いては消してを繰り返す。やっと返信出来たのは仕事帰りの車内。





申し訳ない気持ちが半分、私も会ったことを言うべき?そこを触れなかった罪悪感が半分。




会ったことを知れば章ちゃんはいい顔をしない事も分かっているから余計にできなかった。





.

71→←69



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
123人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瀬奈 | 作成日時:2020年3月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。