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俺がしたことは……間違いだった？
俺がしたことは……正解だった？
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唇が触れる度に微かな声が漏れてくる
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高校生のあの時と違う
経験も違う
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無駄に俺は時間だけ経過している
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「仕事で身体の関係持つの多いねん。」
なんて言うたら「最低。」って笑って言われたけどほんまやねん。
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そうしなきゃ生きていけない環境やったんやもん。
俺と言う存在についたキズは大きくてどこも受け入れてくれへん。
繰り返すキスがこれから大きな傷を作っていくんやって感じていく。
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スマホの着信音が遠くで聞こえる
俺の？
美月の？
手を伸ばしてスマホを取ろうとしたときに阻止してきたのは美月で
「見ないで。」
懇願する言葉
キスを繰り返し
細い腕が俺の身体に触れる
お互い
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大人になったんやって思う
足の甲にキスをして
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行為を始めた。
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2020年3月26日 17時
