promise the star-2 (ページ2)

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SNSで見つけたあるアカウント

いつもなら気にもしないのに、目に留まったのは写真

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『仲間と飯です！』って言葉とともにグラスを持つ手が数人分あってそのうちの１人の手が私の中で知っていると何度も教えてくる。

タップしては確認していく中、指が止まる。

すぐに分かる

誰なのか、私はすぐに分かる。

タップしてアカウントを見て心臓が早くなっていく。

後ろ姿なのにすぐ誰か分かって下唇を噛んで泣きそうな気持を保って目を伏せた。

ずっとずっと心配していた彼の姿がそこにある事が私にとって大きなこと。

【TATU】とだけ書かれたアカウント名とプロフィールに書かれていたのは思ってもない言葉だらけ。

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----新規指名はNG。基本的、裏方。知らない奴のリプは蹴る

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アイコンの後ろ姿を見て私の中で確信していく。

見覚えのある場所にあるホクロ。

私は過去のツィートを見ていくと、結構な頻度で呟いているのに気が付いた。フォロワーの数は結構な人数だし、色々コメント書かれている。

『駅で見たよ』とか、『今日は仕事?』とか完全にアピールだよね？なんて思うけど仲間内にしか返事を返してないのがすぐに分かる。

返事を返しているのは誰だろう？

気になって……どんどんスワイプしていく

指が止まる

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「バカ……」

口にしたと同時に泣いていた。

ツィートに書かれた言葉と写真。

誰だか分からない角度で写っているけど、あの家だってすぐに分かるしなんでこんなことするの？なんて思うのは……私はまだ彼を忘れられないって事をまざまざと突き付けられた。

幼稚園の時の写真

小さい手をつないでいる私と彼

その隣にいるのは……私が何度か質問したことあるお兄さんだよね？

「いいね」が数件あった

-----「またね」なんて言うんじゃなかった、５度目の後悔

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この投稿は何回かしているの？そんな疑問を持ってしまうけど、質問なんかできるわけない。フォローしたらばれる？なんて思いながら私は彼の無数のフォロワーの１人にひっそりなった。

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