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「それで寝れたら楽なんだけどなぁ。」
「なに、三十路の不眠症？」
「うるさい、ヤス。」
「なに？最近遊んでないから？」
亮ちゃん笑いながら言うし。
不意に背中に温もり。
横山くん、俺の背中越しですけど。
「わり、よっかかる。」
「は、はい。」
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不意打ち
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心の準備してなかったから心臓バクバクしているけど何もなかったように……北山と話す。
先輩の目もあるから余計に慎重になる自分。
３人の会話は聞こえる。
「睡眠不足が痩せるって本で見た。」
「でた、ヤスの読書家アピール。」
「章ちゃんのなかなか当たりますって。」
「どっくん……すごい肩入れだな。」
絶対今……亮ちゃんテヘ顔している。
「痩せたでしょ、ヨコちょ。時計の最近ぐるぐるまわっているし。」
「んー、穴をあけなきゃなぁ。」
「結構ごつい時計。」
「これ、NIXONやて。」
「そんなにごついのあんの？」
亮ちゃんの声が弾んだ。確かNIXON好きだったっけ？
「いい値段やし。」
「確かに。今までそんなに時計せんかったのに最近しますね。」
「まぁ……そんな気分。」
グラスを床に置く音が聞こえ酒を飲んでいるのがすぐに分かる。
言葉に詰まるとハイペースになっていく。
北山の話なんてあんまり頭に入んなかった。
今の横山くんの表情が気になって。
そして先輩の視線も
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瀬奈(プロフ) - ゆうみ様 コメントありがとうございます。過去の作品ですが喜んでいただけて嬉しいです。のんびりですがこれからもよろしくお願いいたします。 (2020年3月5日 22時) (
レス) id: d70537b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - 初めまして！こういうお話が読みたかったので巡り合えて嬉しいです！更新楽しみにしてますので頑張ってください！！ (2020年3月5日 15時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2020年2月22日 11時
