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「なぁ、大倉。」
すばるくんは自分のスマホをいじりながら言う。
「ニ ノはなんでヨコに連絡したんだろ？」
「そうですね。信ちゃんお願いしたらすぐですのに。」
「ゲームの話じゃないよな。」
「そうなんです？」
「ニ ノが直で連絡したいって場合はなんかあるときなんだよな。飲み会の事はヒナに言うなら裏がある。」
「コナンですか？」
「……コナンちゃうな。浅見○彦がえぇ。」
マニアックすぎるよ、すばるくん。
「痣が関係してんのかな。」
ぼそっと言った一言に俺はどんな表情をしていたんだろう？
すばるくんが口角を上げて軽くうなずいている。
「やっぱな。ニ ノもそれに気づいたんかな……あいつら……よぉじゃれているし。」
「じゃ、じゃれ！！」
そんなじゃれっこ。
頭の中で変な妄想開始してしまう。
「大倉、ウブやな。」
鼻で笑われた。
何となく
いや、うっすらみんな気が付きだしているのかもしれない。
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「沸きそう。」
スマホを見ながらひたすらタップしてぶつくさ文句を言う。
「だーかーらー、そのアプリを使えば早いですって。」
「前のはなかった。」
「それは古いからっです。」
俺のとどめの一言で素直にタップする。
すばるくんの命令で明日までに使いこなせるようにしろとなり、まさかの居酒屋で講習会。
「なぁ、大倉。」
「なんです？」
「電話帳機能がわからん。」
どんだけレトロな。
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瀬奈(プロフ) - ゆうみ様 コメントありがとうございます。過去の作品ですが喜んでいただけて嬉しいです。のんびりですがこれからもよろしくお願いいたします。 (2020年3月5日 22時) (
レス) id: d70537b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - 初めまして！こういうお話が読みたかったので巡り合えて嬉しいです！更新楽しみにしてますので頑張ってください！！ (2020年3月5日 15時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2020年2月22日 11時
