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溺愛度14% ページ16

「私も、Aが大切です。









大好きです。









お慕いしておりますよ、主殿」





「告白かよ」「そうかもしれませんな」とお互いに笑っていたときだった。




スパンッ!!!と勢いよく襖が開いた。



そこには、普通の薬研藤四郎とは違い、私が送った紫のブレスレットをするうちの薬研藤四郎。




「二人とも、いい雰囲気なところすまねぇんだが・・・・俺っち、ちょっと大将に用事があるんだ。いち兄ぃ、大将借りてもいいか?」



そう、申し訳なさそうにする薬研に一期は微笑んだ。




「いいよ。薬研は主殿にふしだらなことを言わないからね。安心して預けられる」



『お前は保護者かっての・・・・。んじゃ、薬研行くか』



「ああ、じゃあな。いち兄ぃ」



一期にお礼を言った薬研は短刀ならではのスピードで、私と走った。



そして、縁側にたどり着く。



薬研は縁に腰掛けると、私を促して座らせた後、懐から手紙を出した。



「どうせ、今回もコレが来たってことはいかなきゃなんだろ?大将が政府の幹部の一員として」



私に視線を向けると「大将も大変だな」と頭を撫でてくれる。



薬研が持っている手紙の正体は政府の呼び出しであるのは大体予想がつく。




一期は隠してくるつもりかもしれないが、彼は政府が大嫌いである。(理由は知らないが)




しかし、私は政府の人間である。



しかも、政府の幹部『五神寿』と言われている神と何かの関係を築く者がなれるグループに私は関係があるのだ。






「関係があるって言うか・・・・・大将は関係しまくりだろ。









だって大将は二番目の神寿。『水を操る女神』。「湖を汚すものこそ、自身を汚せ」だもんなぁ」





『・・・・・薬研。その話、ここでするなって私言ったよね・・・・?』




そう、私は政府から『水の女神』と不本意ながら呼ばれているのだ。





・・・・・・・・不本意ながら。

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ゆりりあ - リザさん» ありがとうございます!うちの一期は過保護タイプで、髭切は甘やかしタイプなので二人の愛はどろどろだと思います。コメント、とても嬉しいです。励みになります、これからも応援宜しくお願いします。 (2018年11月23日 11時) (レス) id: b4acc91cdf (このIDを非表示/違反報告)
リザ - お久しぶりです!お話読ませてもらいました!一期と髭切が今後どのように愛を育むのか?とても気になります(?〜?)♭ (2018年10月17日 19時) (レス) id: 247d31804a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりあ - リザさん» ありがとうございます。一期と髭切は私の推しですので楽しく書かせていただいてます!これから五神寿達も__________も出てきますので楽しみにされていてほしいです。 (2018年9月17日 20時) (レス) id: b4acc91cdf (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 初めまして、リザと申し上げます。小説読ませていただきました!刀剣の愛と審神者がすごく良かったです!続き楽しみにしてます! (2018年9月17日 8時) (レス) id: 247d31804a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりりあ | 作成日時:2018年8月10日 9時

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