レジレコ短編物語

Story of 春　【アキ@colours(･ｪ･＠)さんリクエスト】 ページ8

やっぱり、来てくれなかったな・・・

今日はあたしと春が付き合って一年の記念日だから、ひょっとしたら

って思ったけど、駄目だったみたい。

「せっかくケーキまで作ったのになぁ。」

緩「うーん、春くんまだ怒ってるの？」

ミ「いや、あれは相当だったよ。ぱっと見で近づいちゃいけなかったから。」

寂しいからみーくんと緩ちゃんに来てもらってるけど、そこに春が

いればなって考えて、さらにむなしさが募る。

二人はもともと私の幼馴染で、春と知り合ったのは二人のおかげ。

みー君の方が入ったの速かったから、キューピッドはみーくんって事になる。

「はぁー！春に電話しようかな。メールでもいいけど・・・」

独り言を言ったところで、スマホを取り出し何日もかけてなかった春の

番号にかけた。コールはあったけど、応答はなく留守電サービスにつながる。

気が付いたらみーくんはメール、緩ちゃんはそれを眺めるみたいな感じで。

「二人ともありがとう、ケーキは３人で食べちゃおうよ。」

緩「え、でも春くんと食べるケーキでしょ？」

「春はもういいよ。嫌われちゃったかもしれないし。ゴメンねみーくん。」

ミ「俺何もしてないよ、Aが良いなら俺はケーキ食べたい。」

と言う事になり、お皿とナイフを持ってきて切り分けようとしたちょうどその時



チャイムが部屋に鳴り響いた。

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