レジレコ短編物語

Story of 将海 ページ22

「まーくん遅いなぁ。」

待ち合わせ時間決めたのまーくんなのに、もう１０分遅刻ー・・・

「てかここだよね、新しくできたショッピングモールのオブジェって。」

冬の夜はやっぱりさびしい、寒いから余計に寂しさ倍増。

きっと来ると信じてオブジェ前で待っていると、誰かに声をかけられた。

男「あれ、君可愛いね！彼氏待ち？」

ナンパ男だ・・・一番嫌いだわぁ、とりあえず無視しよ。

男「ねぇ、ちょっと君聞いてる？俺と遊ばない？楽しいよ！」

はぁ、もううざくなってきた・・・頼むから将海来てよ―。

と思っていたら、すごくいいタイミングで将海が走ってきた。

将「A！ゴメン、撮影長引いた・・・はぁはぁ・・・」

男「えっ、将海さんすか！？」

二人は知り合いだったみたいで、ナンパ野郎があわて始めた。

すると将海がそいつの胸ぐらをつかんで、すごみを聞かせてこう言った。

将「お前また人の女に手ぇ出しやがったな！！今度やったら・・・」

男「はっ、はい！！すみませんでしたぁ！」

そしてあわてて走って行った、はぁー面白いwww

将「やろー・・・ゴメンなA。びっくりしただろ？」

「大丈夫、それより！来てくれて助かった、ありがとう。」

将「いや、別に大したことねぇって。ほら、行こうぜ。」

そう言いながらも照れてるのばればれなんだけどねw

やっぱ良い人だわ、と思いながら手をつないで二人でデートを楽しみましたとさ♪

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