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キセキ42 ページ4

誠凛と泉真館の試合は

誠凛の勝利で幕を閉じた

点差としては78:61とそこまで差がついた訳では無いが
強い、ということはわかった


白凪は背中に寄りかかってくる古橋を振り払うように身をよじり
前の手すりに両腕を付いてクスクスと笑いを零す

観客も試合の熱から意識が冷めたのか
霧崎第一の1軍に気づき始めたのだろう


A「お、2軍の試合終わりましたよ。
誠凛終わった時から30秒くらいしかなかったのに、13点も取られてるけど

まあ、51点も取れたなら及第点じゃない?」


花宮「まあ、そうだな。
さて...これで


残り2勝は確定した。

こっちの解剖はすんだからな」


立ち上がった花宮に続き
他も立ち上がり控え室へ向かう

簡単に2軍に戦績と評価を伝えてから
その日はすぐに解散


どうせもう、必要ない


暗くなってきた空を見上げ
白凪が息を吐く


瀬戸「あ、A。
今日、お前ん家行くから」


A「...は?」


突然の言葉に
白凪が不審気に瀬戸へ視線を送る

しかし、その言葉を聞いていた原が
白凪へ飛び付いた


原「え、なに、瀬戸ちゃんだけズリー!
俺も俺も!」


瀬戸「無理。
お前らいたらうるさ過ぎて作業になんない」


原を引き剥がしながら、白凪はその言葉の意味を理解した
別に必要ないだろ、と思いつつ

まともに合わせていないので不安が残っているのも確かだ


A「...わかりました。
ただし、朝起きなかったら蹴り起こすんで」

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琉月(プロフ) - 冬獅子さん» お返事遅くなりました!まさか、可愛くて癒されるという反応がいただけるとは思っていなかったので、意外でした...! (2017年3月3日 16時) (レス) id: b79a328951 (このIDを非表示/違反報告)
冬獅子(プロフ) - 続編おめでとうございます!白凪の性格とても可愛くて癒されました〜。誠凛との戦いでどうなっていくのか楽しみです! (2017年3月1日 0時) (レス) id: fdc0b78813 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉月 | 作成日時:2017年2月28日 17時

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