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キセキ64 ページ26

A「その勝利の代償は
木吉さんの膝ですかね?」


日向「んなわけっねぇだろ!」


A「じゃあ、どうやって勝つんです?
伊月さんのパスは通じない。
木吉さんも満身創痍。
黒子も対策なし。

火神は...まあ、ちょっとまだわからないですけど。


でもさ
今だけ苦戦してるのって、貴方が理由でしょ?


日向さんさ
今日1本もシュート入ってないの、せっかくパスもらっても無駄にしてるんだよ?
その分の負荷はぜーんぶ、木吉さんにかかってるっていうのに...





このまま逃げ切って勝ちなんて

ちょっと甘い幻想抱きすぎじゃねーの?」


その言葉には確かな苛立ちが込められていた
反射的に日向は白凪から距離をとる

それを見てふっと笑った白凪の
纏う空気が柔らかくなる
クスクスと笑いながら、白凪は試合へと意識を戻し
日向に笑いかけた


A「1つ、アドバイスをあげます。
うちの蜘蛛の巣はかなり精密で頑丈ですけどね
その大半は花宮先輩のスティールにあるんです。


蜘蛛の巣って、意外と脆いかもしれないですよ?」


まあ、そもそも
そのスティールを破れるなら苦労しない
けれど


キセキの世代なら

常識が通用しないのだから
なんとかなるかもしれない


もちろん
白凪とてそう簡単にやらせはしないが


A「本気じゃないのを潰しても意味無いんだよ。
早く、早く覚醒してよ...誠凛」


力を出し切れていない
中途半端な奴等を潰しても、何の面白みもない

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琉月(プロフ) - 冬獅子さん» お返事遅くなりました!まさか、可愛くて癒されるという反応がいただけるとは思っていなかったので、意外でした...! (2017年3月3日 16時) (レス) id: b79a328951 (このIDを非表示/違反報告)
冬獅子(プロフ) - 続編おめでとうございます!白凪の性格とても可愛くて癒されました〜。誠凛との戦いでどうなっていくのか楽しみです! (2017年3月1日 0時) (レス) id: fdc0b78813 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉月 | 作成日時:2017年2月28日 17時

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