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一話 ページ1

無「人を鬼に変える薬....?」




鬼殺隊霞柱、時透無一郎は遠方の任務について聞かされてていた。

しかしその内容はにわかには信じがたいものであった。






産「まあ、あくまで都市伝説のような話ではあるけれどね。

江戸時代、国中の戦が激高を極めた際、新戦力の開発としてある薬が作られた。その薬は不完全ながら人を鬼に変えるものだそうだ。

このまま都市伝説として語られるのなら何も問題はない。この手の話はよくあるからね。」





無「...その地域に、鬼が出たのですか」



察しのいい彼はそこで何があったのだと分かっていた。


単なる都市伝説で柱が遠方に動員されるわけがないが、そんな薬が現実に存在するのであれば話は別だ。


その薬によって、鬼と化したものならなおさら。




産「そのとうりだよ。

無一郎、君に鬼の殲滅と薬の調査をお願いする。

やってくれるね?」





彼はまだ知らない。





無「御意」





これが、忘れられることなく記憶に刻まれるもう一つの物語であることを

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作成日時:2020年5月9日 5時

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