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渚side
渋谷の方に茅野と遊んでたとき
茅野「あ、ねぇ渚！あれ、一虎くんじゃない？」
渚「え？あ、ほんとだ」
ショッピングモールにいるイメージなかったのに
茅野「ちょっと話しかけてみよ！」
渚「え！？美琴いないのに！？」
多分彼は美琴がいるから穏やかなのだと僕は思っていた
茅野「悪い人じゃないと思うよ！多分！！」
そうかなぁ…？
渚「危険って思ったらすぐに離れるからね」
茅野「分かってるよ！」
茅野「一虎くん！」
一虎「？あ、誰？？」
目で人を殺せそうな勢いだった
茅野「美琴のクラスメイトの茅野カエデです！」
一虎「美琴の？なら美琴の好み分かる？？」
渚「へ？美琴の好みですか？？」
美琴の誕生日プレゼントとか？
でもまだ早い気がするし
一虎「うん。今、東卍でおそろいが流行ってるんだ。」
渚カエ「オソロイ？」
一虎「俺たちはチームだから、良くセットで歩くこととか組まれることが多いんだけど、ソイツらオソロのキーホルダーとか鍵とかお守りとか持ってんだ。」
あーー、それで一虎くんも美琴とのオソロが欲しくてここにいるわけだ。
渚「美琴は動物が好きなので、動物のネックレスとかはどうですか？」
一虎「それを見てたんだよ、だけど系統がどれも違くて俺と美琴にも似合うやつが欲しいんだよ。」
一虎くんが見てた方を見ればズラッと猫のネックレスが置いてあった
渚「あーー、確かにこれは…迷う。」
片方には似合って片方には似合わない…
茅野とあれこれやっても合わず
茅野「あ、ネックレスだから似合わないんじゃ？」
一虎「あ？ネックレスだから？？」
茅野「そう！アクセサリーは誰でも似合うってわけじゃないの！一虎くんは基本的に何でも似合うんだけど、美琴はアクセサリーは似合わないの！！」
渚「あーーー、確かに。」
一虎「ふーん、確かに美琴アクセサリー付けてるの見たことないかも。」
茅野「美琴は着飾らない方が綺麗に見えるからね！誰かに似て外見だけは良いから！！」
渚「え、茅野？今、美琴のお兄さんディスった？？」
お兄さん見たことあるけど、外見良かった。
強いし外見良いって僕たちのクラスで言うならカルマかな
茅野「ん？」
一虎「ははっ、千冬ディスってんのウケるwww」
茅野「んな！ディスってなんか…！！」
一虎「はぁーwおもろw天然？ヨメ持つと大変だな」
渚「！！よ、ヨメじゃないです…！」
茅野もコクコクと頷いていた
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作者名：宮野志保 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2023年1月29日 20時
