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ななもりside

2日ぐらいでミコト様は元気になった

ななもり「良かった〜」

と安心してたのもつかのま
俺はアイテラ様に虐められてるところを見てしまった

ジェル「聖女様になんてことをっ…!!」

誰よりも正義感が強いジェルくん

ななもり「待って。先ずはミコト様の話を聞こう」

話をはぐらかせるかも知れない
それでも先ずは証拠集めだ

ジェル「………そうやな」

深呼吸して心を落ち着かせたジェルくん

ころん「ここはなーくんに任せた方が良さそうだね」

再度ミコト様の頬を叩こうとするアイテラ様の間に入れと…ころんからのオーラが凄かった

ななもり「そうだね」

アイテラ「この役立たず…!!!!」

ななもり「何やってるの?」

役立たずはお前の方だって思い知らせてやる

アイテラ「『ななもり様っ!?』」

アイテラ様はその手を後ろに回した
遅いよ、何やってるの。俺はもう見たんだからね

ななもり「俺の聖女様に手を出すな」

家族だろうと他人だろうと、ミコト様に害を与えるのは許さない。

アイテラ「なに言ってるんですか!?聖女は私ですよ!?!?」

金髪で爽やかな青い瞳はリカルド家の特徴であり、聖女様の特徴だと言われていた。

ななもり「じゃあ俺の手を握ってみてください」

俺はどのぐらい魔法が強いのか…あるかないかを自身で分かる。アイテラ様は恥ずかしそうに俺の手を握った

ななもり「ふーん…あるにはあるけど…小さいね」

こんな力で国を救えるのか、そう言われたら救えないと断言出来るだろう。

アイテラ「ソイツよりはあります!!!!」

必死に訴えるアイテラ様
ミコト様は不安そうにこちらを見つめていた

ななもり「アイテラ様、お言葉にお気を付けてください。場合によっては不敬にあたります。」

『な、ななもり様。私は気にしてないので…大丈夫ですよ?』

叩かれたのにも関わらず泣きもしない
それどころか作り笑いをしていた

アイテラ「何よ!!私を庇ってるつもり!?!?」

『いいえ。お姉様を庇っていません。私はななもり様を気にかけてそう言ったのです』

アイテラ「っ…」

ななもり「ミコト様がそう言っても俺が許しません」

とても不愉快でとても不敬だ

アイテラ「……な、ななもり様!!」

泣きながらこっちに近寄って来た
え、いや流石に気持ち悪っ。

『あら。今更…悲劇のヒロイン役ですか?』

あのミコト様が冷たい目でアイテラ様を見ていた

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こるりー箱推し神推し箱推し(プロフ) - あいみさん» ありがとうございます!! いま公式ペアしか更新出来なくて止まってる状態です…! (2022年1月12日 20時) (レス) id: 7ef62131eb (このIDを非表示/違反報告)
あいみ - 大変おこがましいですが、スランプの時妄想するとアイデアが浮かぶと思います。なーくんにこうされたいなとか。更新待ってます!頑張ってください! (2022年1月12日 19時) (レス) @page9 id: 4792817171 (このIDを非表示/違反報告)
こるりー箱推し神推し箱推し(プロフ) - rikuさん» ありがとうございます!!現在スランプ状態で投稿出来ないかもですが、気長にお待ちください! (2021年11月6日 15時) (レス) id: 7ef62131eb (このIDを非表示/違反報告)
riku - とても面白かったです。続きが気になって仕方ないので応援して待ってますね。 (2021年11月5日 10時) (レス) @page9 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - こるりーさんこんばんはです♪pixivの方に行けましたらまた作品を読ませて頂きます! (2021年11月3日 2時) (レス) @page9 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2020年11月16日 16時

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