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美琴side
『………みんな、目立つね。』
あとイケメンすぎる!!莉犬くんのは見たことあるけどめちゃくちゃイケメンだった
ころん「みんな殺される前の姿だよー」
『絶対にモテたでしょ…』
マジか。全員イケメン
るぅと「んまぁ、逆ナンはされてたような記憶はありますね。」
ショタボイスのるぅとくん、めちゃくちゃ可愛いんだけど。
『この人達が私の旦那?』
私は多夫一妻なんだけど…ここまでイケメンとは思ってなかった
さとみ「そーだよ。早く買いに行こうぜ」
莉犬「レッツゴーゴー!!」
莉犬くんはパシッと私の手を取って走った
『いやゲーム逃げないから歩いてても良いんだよ?』
莉犬「そのあいだに売れきれてたらどうするの?そのホラゲー人気商品なんでしょ?」
この子、前々から思ってたけど…ななもりくんと同じで説得力あるよね?
『まぁ…てことでみんな走るぞー!!』
るぅと「もう走ってますよ」
さとみ「あーあー」
ころん「人間って疲れるなぁ」
いやアンタらも欲しいって言うから人間界にいるんですけど?
莉犬「ここでしょ?着いたよ」
ゲオの前に立った
目の前には、あの!!“歌う吸血鬼に追いかけられる多忙なOL”の続編が最後の6個あった
「あ、これ今人気のホラゲーだろ?」
「そうそう。弟が欲しいって言ってたっけ…たまには買ってやろ。」
良きお兄様ですね…っては!?6個中2つ減った!?
ころん「ヤバい!!早く取らないと!!」
さとみ「俺が取る!!」
さところがめっちゃダッシュで取るも…
先に目の前にいた女子が2つ取って…
小学生ぐらいの男の子が親を連れて2つ取った
『なんでぇぇぇぇぇえ!!』
莉犬「…………ドンマイ…」
るぅと「まぁまぁ…また出てきますよ」
「お客様、なにかお探しでしたか?」
ここの店員さんだろうか
莉犬「えーと、確か…“歌う吸血鬼に追いかけられる多忙なOL”の続編?が欲しいんですけど。」
「あぁ…先程売れきれましたよ。あともう新品での出荷予定はありませんね」
『は?ふざけんなよー!!!!』
新品の出荷予定はない、だと!?
「あまりにも人気すぎて出荷予定に追いついてないんですよ…」
るぅと「大分先になるんですか?」
「そうですねー、この周辺にあるゲオはもうないでしょうね。」
今るぅとくんの言葉を借りるなら
ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
莉犬「そうですか。ありがとうございます」
「いえいえ」
店員さんはニコッと笑って退散した
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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2020年7月10日 1時