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美琴side
「俺…この家の場所…知らない…」
『あ』
そうだった
彼が寝たあとにここに来たからな
『じゃあちょっと待ってね』
メモ帳を取り出し真っ白い紙に住所を書いた
『これ、ここの住所。』
「え、え、本当に良いの?」
『嫌なら捨てるけど』
そう言えば彼は…美桜くんは、慌てて紙を奪った。
「だ、ダメ。」
『ふふっ…』
めっちゃ大切そうに紙を抱きしめていた
その姿が可愛くて笑ってしまった
「えと…その…」
照れ照れしてる…?
何この男性…めちゃくちゃ可愛い…
『どしたの?』
「良ければ…なんだけど、俺を…抱きしめてくれないかな…?」
恥ずかしいのか顔を下に向けてしまった
『え、逆に良いんですか!?』
小動物を抱きしめて潰れないかな?
「うん…だめ…?」
『喜んで!!』
私は美桜くんを優しく抱きしめた
「もっと強く」
『こ、こう…?』
強く抱きしめたら彼が潰れてしまいそうで
とても怖かった
「こう!!」
彼からギューッと抱きしめられた
『わっ…』
「えっへへ、……」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
小声だが…聞こえてしまった…
『え…?』
こ、この人…す、好きって…言った!?
「美琴ちゃんって細いね!!ご飯食べてる?」
あれ?話しそらされた…?
でも耳赤いし…
『えっ、えっと〜…』
時々抜かす派です…
「俺が作ってあげようか!!」
ニコォッってしながら言った
え、もしかして美桜くんが作りたいだけなんじゃ…。
『え、えと…?』
「てか作らせて!!」
キラキラ輝いている…
『え?あぁ、別に良いけど…。』
「何食べたい?」
え、ちょ耳元で喋らないでくれます?
くすぐったいんですけど
『ん、んー…オムライス…かな?』
すると今以上にキラキラし始めた
めちゃくそ眩しい…
「材料あるー?」
『あると思う』
あれ?あったかなー?
「ちょっと見ても良い?」
『いいよ〜』
別に美桜くんなら良いかな
スっと離れて美桜くんはキッチンに向かった
『(……温もりが消えた…)』
「は!?」
冷蔵庫を見てた美桜くんが叫んだ
『どーしたのー?』
「冷蔵庫の中身空なんだけど!?」
『えっ』
あ、思い出した。
ここ1週間買い物すらマトモに行ってないや
「………どうやって過ごしてたの」
『外食』
それか後輩のをちょっと貰ったり…
「暇なとき俺が作ったげるね」
ニコニコでそう言ってくれた
『神か』
え、目の前にいる美桜くんが神に見える。
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こるりーすとぷり?信号機組ファン?(プロフ) - ゼロ@低浮上中さん» コメありがとうございます!!そう言ってくれると嬉しいです。更新遅いですが頑張ります!!!! (2020年6月30日 19時) (
レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ@低浮上中(プロフ) - はじめまして。この作品、すごく好きです！途中からコナンくん達出てきて、さらに楽しみになりました！これからも応援してます！ (2020年6月30日 18時) (レス) id: 4d87f285ed (このIDを非表示/違反報告)
こるりーすとぷり?信号機組ファン?(プロフ) - 幸村美月さん» ありがとうございます。更新遅いですが頑張ります!! (2020年6月15日 0時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
幸村美月 - とても面白かったです!更新頑張ってください！ (2020年6月15日 0時) (レス) id: 71b91e9519 (このIDを非表示/違反報告)
未来ーミクー(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます。更新遅いですが頑張ります!! (2020年5月30日 19時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮野志保 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2020年5月28日 0時
