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灰原side
組織は壊滅 私は自由となった
灰原「どうしよう…」
あのときは宮野志保に戻りたかった
今もその意思はある だけど……
灰原「罪は、どうすれば…」
私のせいで死んでしまった人達の罪を…
灰原「…………」
宮野志保に戻ってるぅとくんに想いを告げて幸せになっても良いのか…?
灰原「それは…、違うような気がする…」
私なんかが幸せに生き良いわけじゃない
灰原「でも…」
お姉ちゃんが生かしてくれた、志保を…
灰原「でも…」
私が生んだ“灰原哀”も…
灰原「戻れば得たものはゼロになる…戻らなければ…」
そのまま、だ。
薬はだいぶ前に完成した
工藤くんにや小さくなった人達に渡した
灰原「ここにいても意味無い、か。」
工藤くんは完成した日からここに来ていなかった
灰原「博士には今までのかかったお金を返そう」
組織で月にいくらか貰ってたし(←無給ならやらないし)
灰原「手紙も添えて…」
じゃないと怪しまれて使わないだろうし
灰原「小さいと何かと不便…よね?」
組織壊滅前にワンピースを買った
色々と悩んだ結果、私は志保に戻ることにした。
灰原「すとぷりの人達にも報告しなきゃ」
まずはるぅとくんに報告して…
灰原「今までありがとう」
私はそう言って博士の家を出た
灰原の持ち物は1枚の写真だけ
「っ…灰原…ちゃ…ん?」
灰原「るぅとくん…?」
偶然なの?
「うん…えと、今日からは志保ちゃんか。」
志保「えぇ、もうあの姿に戻ることはないわ。」
「そっか。じゃあメンバーにも報告しないとね。で、そのケース持って何処に行く予定だったの?」
志保「取り敢えずホテルに」
調べたら空いてるらしいし
「んじゃあ僕ん家来る?」
志保「えっ?」
「あ、実家じゃないよ。今パソコンそっちにないし。おいで?」
優しい声に優しい表情…私は彼に甘えることにした
「んふふっ、あ、博士には言った?」
志保「いや…手紙だけ置いて…いても意味ないし…はぁ…」
「そうなんだ。その話、あとで教えてね?」
志保「……」コクッ
私はるぅとくんに引っ張られながらるぅとくん家に向かった
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こるりーすとぷり?信号機組ファン?(プロフ) - ゼロ@低浮上中さん» コメありがとうございます!!そう言ってくれると嬉しいです。更新遅いですが頑張ります!!!! (2020年6月30日 19時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ@低浮上中(プロフ) - はじめまして。この作品、すごく好きです!途中からコナンくん達出てきて、さらに楽しみになりました!これからも応援してます! (2020年6月30日 18時) (レス) id: 4d87f285ed (このIDを非表示/違反報告)
こるりーすとぷり?信号機組ファン?(プロフ) - 幸村美月さん» ありがとうございます。更新遅いですが頑張ります!! (2020年6月15日 0時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
幸村美月 - とても面白かったです!更新頑張ってください! (2020年6月15日 0時) (レス) id: 71b91e9519 (このIDを非表示/違反報告)
未来ーミクー(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます。更新遅いですが頑張ります!! (2020年5月30日 19時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2020年5月28日 0時