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美琴side
翌日、昼前には彼は起きた。
「ん…?あれ…?えっ!?」
どうやら彼はパニクってるよう
『おはようございます、お目覚めですか?』
「えっ!?…あ、おはよう。…ったぁ…」
思いっきり叫んで頭に響いたようだ
『二日酔いですね。アサリの味噌汁でも呑みますか?』
「二日酔い…あ…」
どうやら昨日のことを思い出したようだ
「ごめんなさい…」
『大丈夫ですよ。呑みます?』
「うん…頂こうかな…」
そう言ったので私はキッチンに向かった
小言だけど“いったぁ…”とか“飲みすぎた…”とかブツブツ言っていた
『はい、どうぞ。』
「え、あ、ありがとう。」
味噌汁を受け取りコクコクと飲み始めた
え、めっちゃ可愛い男性…。
「ん、ご馳走様でした。美味しかった」
『えへへ、ありがとうございます。』
素直にそう言って貰えると私も嬉しい
「昨日は本当にごめんねぇ?」
『大丈夫ですっ!!』
彼は本当に反省してるようだった
「ねぇ君は仕事大丈夫なのぉ?」
しごと…私の仕事は居酒屋でのバイトと普通の正社員だ
『んー…まぁいいやー』
ポイッと予定表を投げた
「えぇ!?良いの?」
『いつもの事だからー』
たまにすっぽかすから
「えぇー…あるなら行こうよー」
ねぇー、と体がユラユラ揺れる。
『やだぁ…』
めんどくさいし、折角私の部屋に人がいるし。
「グタァッてしないでよぉ」
ねぇねぇ、と私の体がユラユラユラユラ。
『んー…イヤー…』
今日はやる気出ない
「えー…てか俺もなんかあったかなー?」
とスマホを取って予定表を見ていた
「…………んー、…動画編集だけだし…良いかなぁ。」
『んー…?動画編集…?』
YouTubeなのかな、それとも他の仕事なのかな?
「そー。主に歌ってみた、を投稿してるんだぁ。」
『歌い手さんになりたいのぉ?』
私はビール瓶を開けながら喋っていた
「んー…声優希望なんだけどねぇ、歌い手でも良いかなぁって。」
『そうなんだぁ。歌い手なら私、応援するよ?』
「歌い手さん好きなのぉ?」
『歌い手さんLOVE』
まふくんとかそらるくんとかめっちゃ好き
「なんで好きなの?」
『んー…だって、みんな辛い過去持ちながら前に進んでる。特にすとぷりの莉犬くん、凄く頑張ってると思うよ。私ね、1番会いたい人が莉犬くんなんだぁ。』
「……なんで、莉犬くんなの?」
『え?』
なんでそんなに聞きたがるんだろう?
まぁ教えるけどさ
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こるりーすとぷり?信号機組ファン?(プロフ) - ゼロ@低浮上中さん» コメありがとうございます!!そう言ってくれると嬉しいです。更新遅いですが頑張ります!!!! (2020年6月30日 19時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ@低浮上中(プロフ) - はじめまして。この作品、すごく好きです!途中からコナンくん達出てきて、さらに楽しみになりました!これからも応援してます! (2020年6月30日 18時) (レス) id: 4d87f285ed (このIDを非表示/違反報告)
こるりーすとぷり?信号機組ファン?(プロフ) - 幸村美月さん» ありがとうございます。更新遅いですが頑張ります!! (2020年6月15日 0時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
幸村美月 - とても面白かったです!更新頑張ってください! (2020年6月15日 0時) (レス) id: 71b91e9519 (このIDを非表示/違反報告)
未来ーミクー(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます。更新遅いですが頑張ります!! (2020年5月30日 19時) (レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2020年5月28日 0時