俺の相棒兼彼女は鈴木園子のお姉様【黒羽快斗】【コ哀&蘭厳しめ】 (ページ24)

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番外編姉の結婚式園子side ページ24

園子side

今日、6月21日はお姉様の結婚式。
とても幸せそうな顔で旦那となる黒羽快斗くんの傍にずっといた

園子「っっ…」

あんな顔見たことが無かった
私の方が長年一緒にいて妹をやってきたのに

園子「(ダメよっ、表情豊かなのは良いことじゃない…!!)」

それに、今日はお姉様の結婚式よ。
嬉しいはずなのに、なんでこの感情が湧いてくるのだろう。

京極「園子さん」

園子「真さん……」

京極「大丈夫ですよ」

真さんらしい一言
それだけなのに私は大丈夫な気がした

『あ、園子!!』

タタッと私の方に近寄ってくるお姉様とお姉様の旦那となる黒羽快斗くんがやってきた

園子「あ、その格好で走ったら…!!」

私が言う前に転けそうになるお姉様を快斗くんが抱きしめた

『えっ…//』

快斗「ったくよ、その格好で走るなよな。そう言いたかったんだろ?園子お嬢様」

園子「え、えぇ。」

ニカッと笑う快斗くんはとてもカッコよかった

『ご、ごめ…』

ごめんなさい、と言おうとしたのだろうか。
でも快斗くんはそれを許さなかった

『!?』

園子「なんだろ…何回もキスしてるはずなのに初々しい恋人みたいな雰囲気は…」

付き合って5年よね?しかも子供いるでしょ??

新一「おいおい…快斗、その辺にしとけ。体力が持たなくなるぞ」

快斗「え〜俺が支えるから良いし」

新一くんの言葉でやっとキスをとめた

『イケメン』

快斗「………」

快斗くんは破壊力で負けたのか鼻血が出ていた

志保「これでも突っ込んどきなさい」

宮野志保、または工藤志保。
新一くんの超絶美人奥様

快斗「さ、サンキュー」

園子「そーいえば」

私がそう言うとみんなはクエスチョンマークが飛んだ

園子「新一くんの結婚式でも思ったけど、事件起きてないわよね。」

彼が行く先々、事件は日常茶晩飯。

新一「……あ、確かに。」

志保「そう言えば…そうね?新一が行く先々は事件が起きるものだとばかり思ってたけど」

奥様が言うのだから私の違和感は間違っていない