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エルサside
もう隠しごとは無くなったんだから
やっと、2人仲良く、幸せになれるはず。
だけど、私はそうも行かなかった。
アレンデールの人達が、自分を受けいれてくれるはずがない。もう力を隠すのは無理だし、隠したくもない。誰かに怪我をさせてしまったら?アナを傷つけてしまったら?こうして1人っきりでいれば、魔法の力で誰も傷つけずにすむ。
アナ「あのね、エルサ。言っておかなきゃ行けないことがあるんだ。アレンデール中が、冬になっちゃったみたいなんだよね。」
え?
エルサ「アレンデール中が?」
私は思いがけない知らせにゾクッとした
アナ「でも、大丈夫。エルサなら氷を溶かせるでしょ?」
私は顔を背けた
エルサ「いいえ、無理。やり方を知らないもの」
アナ「ううん、出来るよ。エルサなら出来るに決まってる」
なんでそんなこと言えるの?
アナは私に駆け寄ってきた
私は内心、感情をコントロールするのに必死だった。どうしよう…アレンデールを凍らせていたなんて、知らなかった。
もしかしたら、みんなが思っているように、怪しげな魔術を使ってしまったのかも知れない。エルサが不安になるつれて、宮殿の壁がミシミシ言い始めた。
アナ、お願いだから離れて。
わたしは階段を駆け上がった
アナ「エルサ、絶対、大丈夫だから。」
私だって帰りたい。全部元通りにしたい
でも、無理なの!私はいらだった
エルサ「出来ない!」
叫んだ
同時に押し込めていた感情が爆発した
氷の魔法が指先から放たれて、アナの胸を直撃した。オラフが駆け寄ってきて、アナに手を貸して立たせた。男が入ってきて、アナに近寄っていた。
アナ「大丈夫。私ならなんともないから」
エルサ「だから離れてって言ったでしょ!?」
私はうろたえた
アナ「ううん、私は帰らない。2人一緒なら解決できるはずだよ」
エルサ「どうやって?アナに冬を終わらせる力があるの?私をとめる力があるとでも?」
アナ「分かんないよ」
涙が込み上げてくる
アナ「だけど、エルサと一緒じゃなきゃ帰らない!」
私の心はボロボロだった
エルサ「いいえ、帰るのよ。」
手をサッとふった
魔法で空気がちらちら光り、ふいに床が盛り上がり、大きい雪だるまが現れた。雪だるまはどんどん巨大化して、アナ達を見下ろしている。
オラフ「あっ、弟を作ってくれたんだね！」
オラフは嬉しそうに叫んだ
そして、巨大雪だるまに向かって行った。
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未来ーミクー(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます!!私も前からエルサが好きで、でも書く気はなく今まで書かなかったのですが、アナ雪2を見て更に好きになりました。今後もゆっくり更新させて頂きます。コメントありがとうございます!! (2020年1月8日 12時) (
レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - はじめまして。アナ雪2を見てエルサを好きになってしまい、何かないかと占ツクで探してみたところ、こちらの作品が一番上にあり、読んでみたら、なんと自分の理想通りの設定で、即お気に入り登録と評価をさせて頂きました。更新、楽しみにしています。 (2020年1月8日 11時) (レス) id: 1d28a3be5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美音 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年12月29日 15時
