12 ページ13
エルサside
でも、また声が聞こえた。
高い…声で、私を呼んでいた。
『エルサ…?』
大丈夫、私にはみんながいる。
『もしかして…声が…』
エルサ「っ…!?」
ミコトにも聞こえる…の?
『やっぱり…大丈夫…』
そう言って抱きしめてくれた
『俺にも聞こえるんだ…誰かに呼ばれてるんだろうな…』
エルサ「っ…」
もう冒険なんて懲りた
だけど…、みんなの為にも…。
『俺には俺のやることがある。だから…』
行くしかないのね…
エルサ「行ってしまうの…?」
本当はここに、いて欲しい。
『だから最悪の場合も考えといてくれ』
エルサ「っ…」
最悪の場合…死を、覚悟しとけ…か。
『大丈夫。ちゃんとエルサの元に帰って来る…死んでもな』
サッと私に背を向けてしまった
エルサ「ミコト…」
『行ってくるな』
追いかけたい
けど、けど…私にもやらないと行けないことが…
エルサ「ある」
コンコン
多分、アナだろう。
アナ「エルサ!!」
ほら…
エルサ「アナ…」
アナ「ミコトは?」
エルサ「行ってしまったわ…遠くに…」
ミコトは行動が早い…多分、今頃馬車を出してるだろう。
アナ「エルサは…大丈夫なの…?」
エルサ「彼も魔法を持ってるでしょう。彼にもやらないと行けないことがあるのよ…」
エルサ「仕方ないのよ…」
とても寂しいけれど…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未来ーミクー(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます!!私も前からエルサが好きで、でも書く気はなく今まで書かなかったのですが、アナ雪2を見て更に好きになりました。今後もゆっくり更新させて頂きます。コメントありがとうございます!! (2020年1月8日 12時) (
レス) id: 6e3b9846a0 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - はじめまして。アナ雪2を見てエルサを好きになってしまい、何かないかと占ツクで探してみたところ、こちらの作品が一番上にあり、読んでみたら、なんと自分の理想通りの設定で、即お気に入り登録と評価をさせて頂きました。更新、楽しみにしています。 (2020年1月8日 11時) (レス) id: 1d28a3be5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美音 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年12月29日 15時
