【Princeoflegend】私の人生ヤバい【朱雀奏】 (ページ4)

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美琴side

はぁ、何か疲れたな。
誰のせい?奏のせい。

『さぁて、帰るぞー!……ん?』

珍しい
京極兄弟と生徒会長様と一緒だ
ここは関わらない方が良いだろう
私の平和な学校生活が終わってしまう

尊斗「あっ!!特特生!」

げっ、京極兄弟の兄の方が私の存在に気付いた。無視しよう、無視だ。ここを通り過ぎよう

滝「おい、待てよ。」

ヤバいぞー、今後が。
生徒会長様も私の方を見てらっしゃる

『………、なんでしょう?』

尊斗「そんなイヤな顔すんなよ」

滝「生徒会長、コイツもやるって。」

は?何を?

葵「そうなのか?」

『は……?なんで、こうなった?』

生徒会長様の背後を見ると生徒会長様が大事にしてる花壇がグジャグジャになっていた

尊斗「ちょっとな…」

あー、どうせここで喧嘩とかしたんだろう。
(↑当たってるよーdy作者)

『仕方ないね、さっさと終わらせるよ。』

舌打ちしそうになったけど我慢だ

京極兄弟「サンキュー!!」

葵「ならそこにある、段ボールの中身を全部ここに植えたまえ。終わったら帰ってよし」

マジかよ、どんだけやらかしたんだ？

『分かりました』

生徒会長様は教室に戻るのだろうか
ファーストクラスの校舎に向かった

尊斗「マジで助かった!!」

滝「そこでボーッと見てたからな。チャンスだったんだよ。な?兄貴」

尊斗「そうそう!早く終わらせようぜ」

滝「西音家の財閥の令嬢は優しいって噂は本当だったんだな」

お前らが強制的にやらせたんだろ

尊斗「だなー。俺らはお前のこと猫被ってるヤツだとか印象はなかったけどな!」

え?なんつった?猫被ってるヤツって言ったよな
バレてる?嘘だろ!?

滝「だよな。見てるだけでイライラしてたもんな、兄貴。」

マジか、あの強い視線はお前の兄貴だったのか

尊斗「おう、気持ち悪くてよ。あの時のお前は良かったぜ」

あの時?

『どの時?』

滝「屋上でよ、奏達と喋ってたろ?私の平和な生活を返せ!!って言ってたかな」

え?待って、待って。
見てたの?嘘だろ!!

『み、見てたの?』

尊斗「おう、奏が抱きしめてたなー。珍しい」

マ・ジ・か

『マジかよ!うわー、うわー!』

滝「あの性格は奏しか知らねぇだろ?アイツも本性隠してるからな」

え?知ってんの?

尊斗「アイツの裏はな俺らしか知らねーんだ。お前も猫被ってるし、アイツも猫被ってる。」

そうっすねー(棒読み)
頭悪い癖に観察力は良いんだから