佐藤家の情報屋【名探偵コナン】

佐藤家の情報屋 ページ6

朝、ポアロに行く前に散歩しようと思い

いつもより早めに家を出た

まだ朝早いため空は少し暗い

私は何処へ行こうか考えながら歩いた



「あれ？愛美子さんじゃないですか」

あ

愛美子『おはようございます安室さん』

透「おはようございます」ﾆｺｯ

相変わらず笑顔が眩しすぎるな

適当に歩いていたら車に乗っている安室さんに遭遇

透「あ、良かったら乗ります？」

愛美子『いえ大丈夫です、
ありがとうございます』

朝だから学校行く前の女子高生とか居るし

いろんな意味で危ないからな

透「そうですか…」

わぁ…安室さんがしゅんって…しゅん…って…

愛美子『か、可愛すぎるっっ』ﾎﾞｿｯ

私は口を抑えて安室さんに背を向ける

あまりの可愛さに声を出さずにはいかなかった

透「あ」

信号が赤になり進んでいった安室さんに手を振り

私はまた歩き出した

透「愛美子さーん！！」

いやUターンしただけだったー

愛美子『あ、安室さん…』

透「さ、乗ってください！」ﾆｺｯ

助手席を開けて笑う安室さん

これは乗るしかないよ…

愛美子『お、お邪魔します…』

透「ふふ」

安室さんの微笑みが素敵すぎる

透「じゃあドライブでも！」

愛美子『え』

透「行きますよー！！」

いやこんな安室さん知らないよ！！？

てか私３日間連続でRX7乗ってるよ！？



安室さんとのドライブは楽しかった

だって私の第２の推しだから

楽しくないわけないじゃないか

透「また行きましょうね」ﾆｺｯ

断れないわこんな笑顔見せられたら

愛美子『はい』ﾆｺｯ



「あむぴ〜ここ分かんなーい！」

透「ふふ、そこはですね」

「シュガーちゃん来てー！」

愛美子『はいはーい？どうしたの？』

女子高生達の間では安室さんはあむぴ

私は名字の佐藤から佐藤→砂糖→sugar(シュガー)

と呼ばれている

「シュガーちゃんってさ恋ってしたことある？」

いつも元気でやんちゃで純粋な女の子の

夏希ちゃんの口から

恋って単語が出てきて少し驚く

愛美子『へへっそりゃ私だって恋したことはあるよ』

愛美子『なに？恋したの？』

「う、うん…」

「この子今まで恋したことなくて…」

愛美子『そうなのね』

恋、かぁ青春だなぁ

顔を真っ赤にする夏希ちゃんを見て

私は少し微笑んだ

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