【男主】第7の最強と蝶【新門紅丸】 (ページ10)

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少年、九日ページ10

設定とかあと最初の夢主イメージ画像ちょっといじりました。

マジでちょっとなんであんま気にしなくてもいいです。

イメージ画像は小説書いていくうちに最初僕が思い描いていたイメージと今のイメージが変わったからです。

まだ少年時代のところなんで気にしないでいいです。

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包帯を変えてもらっていると廊下の方からドタバタと大きい音が聞こえて次の瞬間襖があいた。

「おい！紅ちゃんが連れてきた嬢ちゃんが起きたってホントか？！」

「花ちゃんが言ってたぞ！」

人がいっぱい来た。

俺のこと？

嬢ちゃんって…俺男なんだけど…

あ、髪の毛伸びてるからかな。

花「ちょっと！！黒夜君は起きたばっかりなのよ？！ちょっとは静かにしてください！！」

…みんな、僕のことを見に来たのか。

どうせバケモノだって言ってどこかに行くんだろ。

早くどっかに行ってくれ。

どう思っていると紅丸さんが俺の頭を叩いた。

『う"っ？！』

痛い！！！

何するんだ！！

そう思って紅丸さんをにらんでやるとさっき叩かれたところを次は撫でられた。

え、なに、どういう事。

紅丸「さっきも言っただろ。ここの奴らはみんなお前を迎えてくれる。そうやって俺が頼んだからな。変なこと考えなくていいんだよ。お前はもう、俺が助けたんだ。」

俺、助けてもらった？

もう…大丈夫？

『う"っ…う"ぅ"…う"…』

目から大量の水があふれてきた。

俺は、泣いてる。

泣くときは、悲しいとき…痛いとき…

確かに傷が痛むけどそうじゃない。

俺…嬉しいのに泣いてる。

口に包帯がまいてあるから、変な音しか出ない。

「あーあー。紅ちゃん泣かせちゃったよ。」

男の人が言う。

「紅ちゃんが言う通り、私たちはあなたを歓迎するわ。」

女の人が言う。

涙が止まらない。

花「ほら、黒夜君はこれから包帯帰るので面会なら後にしてくださいねー。」

花さんの言葉で街のみんなは部屋から出て行った。

紅丸さんは残ってた。

紅丸「ほら、ビービー泣いてる暇あんならさっさとその怪我直すんだな。」

俺のそだった街を見せてやる。

そう言って紅丸さんはまた僕の頭をなでた。

僕は今幸せだ。