日常2 ページ4
『カナヲちゃん!おっはよー!』
私は今、蝶屋敷に来ている。
理由はただひとつ。カナヲちゃんと仲良くなりたいからだ。
昨日話したときは、カナヲちゃんがすぐにかえっていっちゃったから。
「おはよう。」
カナヲちゃんが挨拶を返してくれた!
嬉しい!嬉しすぎる!
『カナヲちゃん、昨日はあまり話せなかったからもっと話したくてきちゃった!』
「そう…」
『カナヲちゃんって可愛いよね!はじめてみた時から思ってたんだ〜。』
そう私が言うと、カナヲちゃんが顔を赤くして、
「そんなことない!私より…」
『?』
「なっなんでもない!それより稽古はいいの?」
カナヲちゃん何を言おうとしてたんだろう?
あっ、たしかにもうそろそろ稽古の時間だ!
『ありがとう!カナヲちゃん。稽古の時間だからもういくね!』
そういって私は走り出す。
『またあとでー!』
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カナヲside
アオイが庭の掃除をしているのを眺めながら
Aのことを考えていた。
なぜ私と話そうとしているのか。
私は愛想がいいわけでもないのにどうしてだろう?
『カナヲちゃん!おっはよー!』
そこへちょうどAの声が聞こえた。
そのことにすこし驚きながらも
「おはよう。」
と返す。
どうして蝶屋敷に来たのだろう?
と思っていると、
『カナヲちゃん、昨日はあまり話せなかったからもっと話したくてきちゃった!』
といった。
「そう…」
私ともっと話したいと思ってくれたの?
『カナヲちゃんって可愛いよね!はじめてみた時から思ってたんだ〜。』
「そんなことない!私より…」
あなたのほうがかわいい。
でもなんだか照れくさくて。
「なっなんでもない!それより稽古はいいの?」
そういうとAは、はっとした顔をして
『ありがとう!カナヲちゃん。稽古の時間だからもういくね!』
といって走り出した。
『またあとでー!』
と言って走り去るAをみて
仲良くなりたいなんて思っていた。
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すみません!書き忘れていました。
『 』があなた
「 」がそれ以外の人です。
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作者名:pon | 作成日時:2020年6月6日 12時