何があっても。【名探偵コナン】【暗殺教室】

ープロローグー ページ1

私には大好きな人達がいる、大切な人達がいる。

私はその人達を守りたい。
守って、守って、私なんてどうでもいいから、強くなりたいって思った。


でも、言われたんだ。

『お前は頑張りすぎなんだ、大丈夫。俺はお前を守ってやっから』


そうやって言ってくれた人は殺された。


『大丈夫、お前は頑張ってるんだ。俺らはそんな簡単に死なないよ、俺らの姫さん』

そうやって言ってくれた人は観覧車に仕掛けられた爆弾によって死んでしまった。


もう、もう誰も失いたくないのに、私はまた“仲間”を増やそうとしている。

仲間を増やすのが怖くなってた。また、大切な人がいなくなってしまうと。


でも

『俺が大切な妹を守るよ。大丈夫、俺はあいつら見たくころっといなくならないから』


『辛くなったら俺のところにこい。…いつでもまってる』


でも今は、大好きで大切な兄と幼馴染がいるから、まだ私はこうやって生きていられる。

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