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A「私が不幸な分、彼はその分幸せで…それってたぶん他の人もそうなんだろうなって」
深「違うでしょ？」
A「え？」
深「じゃあ君は、その彼だけが幸せで自分は全て失って、それも比例してるから仕方ないって諦めるの？そんなの腹立つじゃん」
A「でも」
深「君がそんなこと言ったら俺の偏頭痛も誰かの幸せを比例してる不幸になっちゃうよ。そんなの、違う」
A「…」
深「わかった。今から言うこと、聞いて」
A「はい？」
深「俺がいい仕事あげる。家もここに住んでいい。俺の身の回りのお世話と今言った仕事をしてくれれば、どんだけいても構わない」
A「それは迷惑に…」
深「ならない！俺は一緒にいてほしい。そんな男のことを考えてるくらいなら、ここで楽しくしてて欲しい」
A「…」
深「現実的に考えて、今一番この方法がいいと思うし」
仕事、家、自分の生活…。ないといけないものが一気に手に入る。この優しい温度のお兄さんのおかげで。
A「拾ってもらったのにそこまでしてもらって」
深「俺がいてほしいっていうのもあるけど」
A「…恩は行動で返します」
深「じゃあ決定ね。とりあえず髪の毛乾かしてきな。」
A「…そういえばお兄さんって」
深「ん？」
A「お名前とお仕事は？」
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雪姫 - 素敵な話しですね…私もふっかさんに拾われたいですわ。続きお願いします。 (2022年12月22日 0時) (
レス) @page15 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - はじめまして。これからの展開がとても楽しみです。応援してます(´ω`)✨ (2022年12月21日 13時) (レス) @page7 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：町田 | 作成日時：2022年12月20日 7時
