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宮舘side
ふっかが、偏頭痛が辛いと最初に打ち明けた相手は俺だった。
というか顔色の悪いふっかに気づいたのが俺だったって言うだけだけど。
深「そんなに顔色悪い？」
宮「うん、なんかいつもより青白い…大丈夫？」
深「雨の日とか低気圧が近いと、頭が痛くて…痛さもその時で違うからさ」
宮「そっか…みんなにも言ったほうがいいよ」
深「いやでも、心配かけるし」
宮「急にアクロバットすることになったら？ロケで体張らないといけなくなったら？それで倒れたりした時にもっと心配になるのは目に見えてるよ」
深「…そう、だよな。ごめん」
その後、メンバーに偏頭痛のこと打ち明けた。反応はそれぞれだったけど過剰に心配されることが嫌なふっかの事をよく知ってるからか、よく効く鎮痛剤とか偏頭痛が治る体操とかを連絡したり天気が悪い日に声をかける以外はそっとしている。
それでも、ふっかの偏頭痛はなかなか良くならない。
最近、ふっかの元に彼女が現れてふっかもメンバーの日々も色が変わった。
何より、ふっかの偏頭痛は少しずつ頻度が少なくなっている。
きっとこの子がふっかのエネルギーになっているんだと思った。
だから俺は、この子の不安を消してあげることがベストだと思った。
宮「俺たちさ、Aちゃんと仲良くなりたいと思ってるけど男ばかりの環境にいて接し方が難しくなってると言うか…」
A「はい」
宮「何より、メンバーの何人かは友達通り越して恋してるけど…」
A「…」
宮「俺は、Aちゃんのことをもっと知って家族みたいになりたいって思ってる」
A「ありがとうございます…ふっかさんの言ってた通りですね」
宮「ん？」
A「だてさんは誰よりもメンバーのために行動してくれる人だって、ふっかさん言ってました。滝沢歌舞伎の衣装もどうしたらみんなが綺麗に見えるか考えたり、snowmanの今後のことをひーくんとよく相談しあってたり、影で頑張ってるんだって」
宮「ふっかがそんなこと」
A「ふっかさん、メンバーのことを教えてくれる時すごく嬉しそうなんです。だから皆さんのことも好きです」
彼女の真っ直ぐな「好き」の言葉には真っ赤な血が強く流れていた。
その意志の強さに俺も応えないといけない。
宮「俺も好きだよ。その真っ直ぐな目も、小さい身体にある大きな愛情を俺たちに向けてくれてるとこも。だから、もっとAのことを聞かせて」
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雪姫 - 素敵な話しですね…私もふっかさんに拾われたいですわ。続きお願いします。 (2022年12月22日 0時) (
レス) @page15 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - はじめまして。これからの展開がとても楽しみです。応援してます(´ω`)✨ (2022年12月21日 13時) (レス) @page7 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：町田 | 作成日時：2022年12月20日 7時
