スノツアー「通り雨に隠した」 ページ18
じゃんけんをして勝った人から私が家に行くスノツアー。1人目はさっくん。
じゃんけんで一番最初に決まった時、
佐「やっぱ取るならNo.1っしょ〜」
と格好よく言って康二くんに本気で叩かれてた。
LINEには「スノツアー」というグループアカウントが作られて、私と9人の共有トークができる場が作られた。
これもさっくんの案。
インターホンをならそうとすると玄関があく。
佐「モニターから見えた！いらっしゃい！」
テンション高めのさっくん。Tシャツには
(やる気ビーム？？)
A「お邪魔します」
佐「どうぞ〜」
A「うわぁ、すごいですね」
佐「へへ、俺の嫁たち！」
部屋のそこらじゅうにあるアニメグッズ。ベッドも全てが嫁？で埋まってる。
A「さっくんのアニメ好き、すごいですね！」
佐「ひかない？」
A「好きなものがあるって素敵ですよ。私もいろいろ集めたりしてました」
佐「そーなの！？意外！あ、ねえねえ掃除とかはいいから、俺とアニメ見ようよ！」
A「え、でも」
佐「いいからー！みよ！」
クッションいっぱいのソファーに座らされて可愛いパッケージのDVDBOXを取り出す。
(さっくんて、わんちゃみたい。嬉しいと分かりやすいししっぽ見える気がする)
佐「おいしょー！」
さらっと肩を抱いてぎゅっと近寄る。
佐「さ、みよみよ」
A「さ、さっくん」
佐「ん？」
全然意識してないような笑顔を向けられて、困惑する。
力は男なのに顔が綺麗だからギャップでドキドキするしさっくんの裏表を感じそうになる。
佐「見ないの？」
A「見ます！」
佐「俺さー、好きな子とこうやって座って好きなアニメとか見ていろんな話したいんだよねー。でもアニメオタクってあんまりいい印象ない気がしてなかなか難しい」
A「んー…でもさっくんのことを本当に好きな女の子なら、好きなもの見てるさっくんが好きだと思いますよ」
佐「ほんと？」
A「はい！」
佐「…分かってないんだから」
A「え？」
佐「んーん！あ、俺の嫁！」
A「あ、この子」
佐「俺はこの四葉ちゃんが好きなんだよなぁ…みんなのことが大事だからなかなか自分の気持ちを言い出さないんだけど、でも芯はしっかりあるんだよ」
A「へぇ…」
佐「俺も、そんな気持ち分かる」
A「？」
佐「だって俺、Aちゃんのこと好きだもん」
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雪姫 - 素敵な話しですね…私もふっかさんに拾われたいですわ。続きお願いします。 (2022年12月22日 0時) (
レス) @page15 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - はじめまして。これからの展開がとても楽しみです。応援してます(´ω`)✨ (2022年12月21日 13時) (レス) @page7 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：町田 | 作成日時：2022年12月20日 7時
