楽しいお祝いパーティー ページ18
会場に入ると、たくさんの関係者がコムドットを祝福してくれた。
たくさんお褒めの言葉を頂いたり、新しいプロモーションのオファーを受けていて、メンバー全員が忙しそう。
先輩｢Aさん！｣
A｢あ、お疲れ様です！｣
先輩｢今日も素敵な服ね〜…彼氏は？｣
A｢彼氏って…やまとくんならあそこに｣
たくさんフラッシュがたかれている真ん中に、本を持ってポーズをとってる私の恋人。眩しいくらいに美しくて、別次元の人みたいだ。
ほかのメンバーもグラスを片手に話をしていて、和気あいあいとして楽しそう。
先輩｢本、大成功でよかったね｣
A｢ほんとに。やまとくんの自信になってよかったです｣
先輩｢それにその｣
A｢？｣
先輩｢ティファニーのリング。ペアなんでしょ？｣
A｢ああ…私が元から持ってたのをお揃いにしてプレゼントしたんです。｣
先輩｢Aさんがプレゼント？｣
A｢そうですよ？変ですか？｣
先輩｢いや…本当に好きなのねって思って｣
A｢彼の…やまとくんの笑顔とか普段見せない部分にすごく救われてます｣
先輩｢そう言えば…あれから被害はない？｣
A｢…実は昨日、連絡あって｣
先輩｢え？なんて？｣
A｢今日のパーティー｣
？｢久しぶりですね！Aちゃん。｣
A｢…藤山先生。ご無沙汰しております。｣
藤山｢相変わらず綺麗だね…なんか大人ぽくなったし。もしかして、彼にたくさん抱かれて色っぽくなったのかな？｣
A｢…いえ｣
先輩｢先生、そのような発言は｣
藤山｢もしかして全然してない？おかしいな。君はとても魅力的だし、彼だって我慢できないでしょ！｣
A｢あの…｣
藤山｢それともあれ？ほかのメンバーと関係あるの？それしかないよね。だってAちゃん、やり手だもんね？｣
A｢…っ｣
ゆた｢藤山先生…ですよね？｣
そこに来たのは、ゆうたくんだった。
藤山｢そうだけど。君は？｣
ゆた｢僕、コムドットのゆうたと言います。今日はわざわざうちのリーダーのパーティーに来てくださってありがとうございます｣
藤山｢そう思うなら、リーダーが挨拶にくるべきでは？｣
ゆた｢うちのリーダーは、あの一件以来貴方に関わるべきではないと言ってるので｣
藤山｢ふぅん…でも君、なんで僕のこと知ってるの？｣
ゆた｢先生の新作を読んで感銘を受けたので一度話してみたいと
思ってまして｣
ニコニコしているゆうたくん。
でも笑ってない。
目が本気で怒ってる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 953人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Coffee(プロフ) - 完結した作品と町田さんに対して失礼かもしれませんが、二人が再開したあとがめちゃくちゃ気になります。是非続きの執筆の検討をお願いします。 (2023年1月4日 5時) (
レス) id: 7ef3e9a63f (このIDを非表示/違反報告)
Coffee(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品を書いている方に対して申し訳ないのですが、今まで夢小説を見るのが苦手でしたが、この作品の世界観と文の雰囲気に惹かれてこのシリーズを最後まで読み切りました。最後のゆうたのセリフを読み終えたあと何故か泣いてしまいました。 (2023年1月4日 5時) (レス) @page27 id: 7ef3e9a63f (このIDを非表示/違反報告)
。 - 終わり方が好きすぎる、、、ここまでいい話ない、、🙂 (2022年9月6日 0時) (レス) @page27 id: 5310fc155c (このIDを非表示/違反報告)
itsuyose06(プロフ) - 今まで見てきた中で1番いい話（；_；） (2022年3月25日 3時) (レス) @page27 id: f92ba77be7 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 更新お疲れ様でした、とても素敵なお話でした！再会した後の2人がとても気になります！良ければ執筆して頂ければとても嬉しいです！是非検討よろしくお願い致します！ (2022年2月25日 8時) (レス) @page27 id: 53801864fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：町田 | 作成日時：2022年1月28日 17時
