捨てられた子犬のようで。 ページ7
私の家に来ることになった星野さんを引き取るために今日はもうあがっていいと言われた。
星野さんは裏口で待っていてくれた。
A「お待たせしました。」
源「あ…」
A「?どうかしました?」
源「いや、あの…私服、可愛いなと思って」
A「あ、ありがとうございます。」
源「あ!へ、変な意味では!思っただけです」
A「分かってます!素直に嬉しいですよ!」
源「よかったです」
A「私の家に着くまでに必要な物を揃えましょうか。星野さんの服とかはどこに」
源「取りに行っても?」
A「はい!この通りですか?」
源「はい、隣です」
A「あー、隣のマン喫…え、隣?」
源「はい。実は、熱でフラフラしてたら間違って喫茶店に入ってしまったみたいで」
A「なるほど。」
源「いろいろ取ってきます。ギター持っててください」
A「はい」
小さくお辞儀をして、急ぎ足で入っていく星野さん。
まるで、子犬。飼い主を待たせまいと頑張っているようで可愛い。
私は、名前と将来の夢しか知らない彼を、
無条件に愛していた。
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町田(プロフ) - りんたさん» 遅くなってすいません。コメントありがとうございます!読んでもらって私も嬉しくて泣きそうです (2017年9月9日 3時) (レス) id: a7cbad3dca (このIDを非表示/違反報告)
りんた - 読みました。号泣しました。これでもかと言うくらい泣いて改めて曲もきいて泣きました。心が沈んでいたので泣けてよかったです。素敵なお話をありがとうございました。感動しました。本当にもう泣きすぎて笑 (2017年7月27日 22時) (レス) id: cffddfdc0f (このIDを非表示/違反報告)
町田 玲(プロフ) - はるさん» 長いコメント嬉しいです。ありがとうございます!3作目も頑張ります (2017年4月2日 20時) (レス) id: 5da6f52948 (このIDを非表示/違反報告)
はる - (下の続きです!)他にコメントされている方の言葉をお借りすると、終わり方が本当に大人で、とても感動しました。次の作品も楽しみにしています! (2017年4月2日 17時) (レス) id: a728cb8a6a (このIDを非表示/違反報告)
はる - はじめまして!完結お疲れ様です。Friend Shipの歌詞の意味は、成立しなかった男女の友情を描いた曲かな、と私は思いました。片想いという面では作者さんの考えと少し似ています。 (2017年4月2日 17時) (レス) id: a728cb8a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:町田 | 作成日時:2017年3月18日 1時