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「ちなみに俺は銀杏とチーズが好きです」
俺がそういうとAちゃんは少し驚いた顔をして、優しく微笑む。
『ふふ、わかりました！今度何か作りますね』
「この前のグラタンもまた作ってね？」
『チーズの配合ちゃんと習得しないと！』
「宮舘さん直伝のチーズ配合だね笑」
『結構難しいんですよ！』
「そうなんだ！俺は覚えられないなぁ」
『教えませんよ〜！守秘義務があるんで！』
「はは！そうだった！じゃあ、食べたいときにはAちゃんにお願いするね！」
『任せてください〜！あ、唐揚げ盛り付けたので持って行ってもらえますか？』
「わかった」
唐揚げを持って行くと湊とラウールくんがバッとこっちを見る。
「はい！唐揚げ〜！」
ラ「うわ〜！美味しそう〜！」
湊「姉ちゃんの唐揚げ美味いからな！目黒くんも食べたらほっぺた落っこちるよ！」
「ふは！食べるの楽しみだな！」
ラ「早く食べたい！」
「他も持ってくるね」
キッチンに戻ると二人の声が聞こえてたのか、嬉しそうに微笑むAちゃん。
「二人とも美味しそうって騒いでたよ」
『はい、ここからも聞こえてきました笑』
「このお盆持っていっていいの？」
『お願いします！』
「わかった！」
俺が残りの物を、Aちゃんは飲み物を運んだ。
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作者名：翡翠 | 作成日時：2022年10月7日 23時
